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大戦中の、ドイツ軍の部隊編成についてお尋ねします。 『軍』→『師団』→『連隊』→『大隊』→『中隊』→『小隊』と分かれて行くそうなのですが(ここまでは調べられました)、各隊はどれほどの数(小隊3つで中隊が一つ出来るらしいのですが?)で構成されていたのでしょうか?同じドイツ軍でも、国防軍と親衛隊では違ってくるということを耳にしました。どちらでも構いませんので、どうか御教え下さい。 横島 |
- 「軍」と「師団」の間に、「軍団」を入れましょう。
軍は、一個以上の軍団を基幹にして、直属部隊を追加して編成されます。
軍団は、二個以上の師団に直属部隊。
軍と軍団の差は、兵力量よりも、後方組織と司令部の陣容とに差があります。
基本的には、三個小隊で一個中隊、四個中隊で一個大隊、三個大隊で一個連隊、三個連隊+強化一個大隊で一個師団ですが、歩兵師団、機甲師団、装甲擲弾兵師団、国民擲弾兵師団など、兵科や時期によっても違ったりします。
大隊も、独立大隊(重戦車大隊など)は、一線兵力はともかく段列の規模が大きく、兵数では連隊規模を擁する場合があります。
武装SSの場合、師団の名称を持っていても、実質旅団〜連隊規模の部隊も多いです。逆に、LAHやダスライヒのように、並みの師団より大きい師団もあります。
まなかじ
- どうもご丁寧に有難う御座いました!
助かりました!
…分隊3つで一個小隊というのは正しいのでしょうか。
横島
- 分隊というのは非常に便宜的な編成ですから、一個小隊から分隊は三個くらい編成できる、というかんじだと思いますが。
まなかじ
- まあ、基本的にはそんな感じだとおもいますが、その時期の補充の問題なんかで
著しく違いますし・・・
特に末期になると、師団より上の構成は、特に変化に富んでいます。
小規模な単位では、このHP
http://www.interq.or.jp/japan/maisov/oss/
でも参考になさるとよいと思います。
まあいろいろ読んでればなれちゃう感じになります。
バウアー中尉
- いやいや、本当に有難う御座います!
学研の「歴史群像 第2次大戦欧州戦記シリーズ」を片っ端から読んでもイマイチ分からなかったので、助かりました!有難う御座いました!!
横島
- ドイツ軍の編成ならこんなんありますけど。
http://www.interq.or.jp/japan/maisov/oss/index.htm
のり