273 |
基本的な事で申し訳ありません。 「先任将校」って、どのような立場で、どのような人がなるのですか。 それから、「分隊士」も教えて下さい。 マユミ |
- 先任とは任官した順序が古いこと。
分隊士とは海軍の分隊(陸軍の中隊に相当)で分隊長の下にある士官、准士官のこと。
BUN
- 良くわかりました。
マユミ
- http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2000/reader/06-r1.html
海軍だけの事かも知れませんが、上記のページのはるか下のほう(下から8個目ぐらい)の項も、参考になるかも知れません。
以前、駆逐艦に乗っておられた元軍医の方とお話をした時に話題になったことがありましたが、「何があっても自分が艦の指揮をとる事は有り得ない」と申されておりました。この時に元軍医の方が言っておられたのですが。「学校で成績優秀であった医学生は、みな、戦艦や大型艦に乗って戦死した、自分のように成績のよくない者が生き残った。また自分の艦の艦長は、敵の攻撃をかわすのは天才的であった。」
roht
- 帝国海軍において、先任将校とは、単なる先任の将校を指すだけでなく、副長の存在しない艦艇で、副長の職務を果たす将校をも指す用語ではなかったのでしょうか。
帝国海軍の菊の御紋章を戴かない艦艇(駆逐艦、潜水艦等)において、最先任の兵科将校(当然、艦長は除く)が副長的任務を果たす場合に先任将校と呼ばれており、この場合は、艦首に菊の御紋章をいただく、いわゆる「軍艦」(戦艦、巡洋艦、航空母艦等)の副長と違い、辞令が交付されなかったように記憶しておりまする。
誤りがあれば、御指摘お願いいたします。
SAW
- いろいろと、ありがとうございます。
良く分かりました。
マユミ
- >http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2000/reader/06-r1.html
中曽根さんが間違っていると指摘している方の文章そのものが混乱して
いて、正しいとは言えませんのでご注意あれ(たしかに、主計科士官は
将校でないことは確かですけどね)。
「先任将校」とは職でもなんでもないので、当然辞令によって補職され
るような性質のものではありません。「先任・後任」というのは官階の
上下、任官の前後によって決まるものであるので、当然といえば当然で
す。
今泉 淳