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間違って航空機のコーナーで質問してしまいました。改めてこちらで書かせて頂きます。 第二次大戦中、英独のように空軍を持った国と日米のように持たなかった国がありますが、持った国と持たなかった国は一体何が違ったのでしょうか? さと |
- 初めまして。拙い私見を...
「何が違った」との質問ですがこれは
「何故そのような組織になっていたか」とお尋ねなのか
「戦史上運営上どんな差異があったか」なのか
どちらでしょうかね。
ケリー元中尉
- こちらこそ初めまして。
私の疑問は、「何故そのような組織になっていたか」です。筆が足らず申し訳ございません。
さと
- 独立空軍論は1920年代から1930年代にかけてのひとつの流行のような印象があります。
ただ、日米が独立空軍持たなかった理由としては、海軍航空隊の規模と発言力が大きかったことによるのではないでしょうか。日本の独立空軍論は主に海軍側の反対によって潰えていますが、米海軍の場合も、例えば昭和20年の空母搭載機による航空機生産工場等の戦略目標への攻撃は陸軍航空隊への対抗上実施された側面も否定できないのでは、と考えています。
BUN
- 流石。
やはり日米は元々海軍国ですね。
そう考えると同じ海軍国でも艦隊防空を空軍からのいわば出向に任せてしまった
英国海軍の運の悪さを感じます。
ひいては空母運用・艦載機開発の遅れに繋がったのでは、と勘繰ってしまいます。
大英帝国の没落は独立空軍のせいだった!?
ケリー元中尉
- 英国の場合、すぐ近くにドイツという大敵があり、
本土空襲まですでに経験済みでした。
この当たりが、海洋国家ながら早々に独立空軍を有した一因ではないかと
推測しています。
勝井
- >4 英艦載機の発展が阻害されたのは事実ですよ。なにせ空軍自体が予算不足なところに,
規模の小さな艦隊航空隊に出す予算が出てくるわけがありません。
まあ色々と問題が生じたので結局Fleet Air Armは海軍所属に戻されるわけですけどね。
大塚好古