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今全米で話題になってるのがアウシュビッツでなくて南京なのはなぜでせう。 オルゴ・デミーラ |
同時期の対独戦については「プライベート・ライアン」くらいしかないのに、
それ以外でアメリカで戦争の話題といえば南京虐殺とか真珠湾とかバターンとか
ミッドウェーとか沖縄とか神風特攻とか原爆とか天皇とか日本問題ばっかし。
けど確かアメリカは公式には真珠湾以後もドイツ打倒第一主義だったはず。
いや欧州戦は「連合軍の戦争」だけども極東戦は「アメリカの戦争」だったか。
ならばその後極東で起こった朝鮮戦争やベトナム戦争についてはどうなのか。
また戦死傷・戦闘規模・大義名分について太平洋、欧州、朝鮮、ベトナム、
それぞれが現実に、またアメリカ人の国民意識においてどう違うんでせうか。
オルゴ・デミーラ
戦時中、日本の捕虜となった元軍人が、アメリカの裁判所で日本政府を相手に不当な扱いに対する保障を請求する裁判を起こしたが、原告の請求は認められなかったということが最近あったけど。
小林よしのりに反感を抱く連中や朝日新聞などが、アメリカで日本の戦争責任追及を訴える声が盛り上がっていると言ってたりするが、かなり大げさに言っていると見た方が良いのではないかな。
アリエフ
kabukou
「レイプ・オブ南京」がベストセラーになった理由も、kabukou さんの分析が当たっていると思います。「今まで興味がないから見向きもしなかった、それだけに新鮮な衝撃的話題」だと。
また日本製アニメ・ゲームの流入によって日本文化に対する積極的な興味が(特に若い世代に)高まっていることも関係ありそうな気がします。
>太平洋、欧州、朝鮮、ベトナム、それぞれが現実に、またアメリカ人の国民意識においてどう違うんでせうか
あえてアメリカ的見解に立って見れば…
太平洋と欧州は「正義の戦争」で The Last Good War と呼ばれることもあります。世界制覇を狙う「わるいやつ」をやっつけたのです。原爆投下については「本土上陸作戦により日・米に大量の戦死者が出るのを未然に抑止した」「日本がもっと早く降伏していたら使わずに済んだはず」というのが共通の見解です。
朝鮮戦争は「忘れられた戦争」です。文字どおり Forgotton War とも呼ばれます。アジアの片隅でなんかゴタゴタしたらしいけどよく知らない、というのが大多数ではないでしょうか。アメリカ政府も朝鮮戦争における戦略的失敗を隠すため、積極的にはプロパガンダしていない様子です。
ヴェトナム戦争は「忌まわしき戦争」です。偉大なる国アメリカが初めて敗戦の屈辱を味わった、思い出したくもない戦争です。以前はヴェトナム帰りの将兵に敗戦の責任をなすり付ける風潮がありましたが、今は「彼らもまたアメリカの国是に殉じた英雄だったのだ」と再評価する動きがあります。
これらの認識について色々反論もあるでしょうし、すべてのアメリカ人が一元的にこういう捕らえかたをしているわけでもありません。アメリカ人と話しアメリカの書籍を読みアメリカのTV番組を見て何となく感じる「風潮」です。
ささき
を始めとする日本各地の無差別都市爆撃、これは爆撃目標を最初から軍事拠点
でなく一般国民としています。広島、長崎の原爆は言うまでもないでしょう。
原爆のおかげで終戦が早まったなどというのは詭弁以外の何者でもありません。
また、艦載機による一般漁船、民間人への機銃掃射などは無差別殺戮行為でし
かありません。連合軍は自分たちの殺戮行為を日本に押しつけているだけです
東京裁判はその最たる例です。日本のありもしない虐殺行為を煽る事によって
自分たちの不当行為をごまかしているだけです。
Ko
旧軍X
対日戦ではF6FやB29での一般漁船、民間人を含む無差別大量爆撃でした。
毛沢豚
あまりに事実と違う書き込みは不味いのでは?
BUN
「日本空襲への無差別爆撃戦術の導入は、欧州戦線より後の事」であって、
それとこれとは時期がズレていたのは事実です。ですがBUN先生、
アメリカはドイツに対して意図的に民家人を巻き込んだ無差別爆撃をやった
ことがあったのでしょうか。ドレスデン爆撃は1945年2月だったのですが、
これは戦略として「要所精密爆撃」、「無差別爆撃戦術」のどちらですか。
後者だったとしたら、アメリカはドイツ人をジャップ並に人間以下の扱いに
したのでしょうか。また犠牲者は公式には三万五千となっていましたが、
もい一方で十三万とも言われており、どちらが正しいのか迷うのですが。
毛沢豚
「米軍は同じ白人にはしなかった無差別攻撃を黄色人種には平気で行った」との
主張のみが先走っているのが問題でしょう。
米軍は開戦時から無差別潜水艦戦を宣言していますし、戦略空軍の本来の使用法は市民の殺傷ですから無差別爆撃にそう大きな躊躇は無いのです。また、米軍が独国民を日本人に対するようにソフトに扱ったかどうか等は戦後処理において数字で確認できることでしょう。
ここでは、わかっている事だけを短く書けばよいので、想像で持論を展開しないで戴きたいと思います。
BUN
いくら広島、長崎の人たちが世界に向けて原爆被害を訴えても、聞く方は捕まった殺人犯が逮捕の時暴行受けた、ひどいじゃないかと叫んでる、ぐらいにしか思ってないのでは?しかし、最近のアメリカ映画は核を使う描写が多くなっているんでない?(ちょっと威力のすごい爆弾程度にしか理解されていないのでしょうか)
ガンヘッド
大の要因で、非戦闘員の人命を重視したからではないのでは?
仮定のハナシで恐縮ですけど。ドイツの民家が木造で、かつ、米軍単独であ
れば、欧州戦線でも最終的には焼夷弾による都市爆撃に移行したのは必然とも思
えますが・・・
tackow
BUN
う意味で書き込んだんですが・・
我が国への爆撃もそうでしたが、米軍の精密爆撃を主体とする方針は結局、絵
に描いた餅にしか過ぎなかったということで。いずれは洋の東西を問わず、無差
別爆撃に転換していったのではないかと・・・
まぁ、どちらかというと人道的な米軍、非人道的な英軍、という感じで見られ
ているのは仕方が無いとも思えますね。
tackow
住民殺傷目的で爆撃し尽くした米軍が人道的とはどう贔屓目に見ても思え
ないが。
Kz
↑けっこうおもしろいと思いますので、ぜひ。
こてらじ
ああすいません、僕ちょっとそのへん勘違いしてたようで。
「アメリカがヨーロッパ戦線では不首尾に終わった精密爆撃をあえて
日本に適用した理由は、B29の設計思想から来るものであった。」だそうで。
毛沢豚