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場違いな質問かもしれないですが、太平洋戦争中、やくざの方々はどうしてたのでしょうか。やはり徴兵されたのでしょうか? 年配の知り合いの人達に聞いてみたのですが、はっきりした解答が得られませんでした。唯一あったのが「鬼より怖い憲兵がいたから、なりを潜めていたんじゃないか?」というものです。妙な質問ですみません。
兵隊やくざ
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- 直接の答えにはならないかもしれませんが、やくざの親分が徴兵されあまりのい
じめに耐えかね脱走したという話を読んだ事があります。(子分に諭されて戻った
そうです。)ちなみに私の祖父も兵隊で一緒だったやくざの人となかよくなりずっ
とつきあいがあったそうです。こんなふうに戦争中でもやくざはやくざとしてそれ
なりに生活していたのだと思います。
YOU
- 戦時下の社会はヤクザが姿を消すほど異質な世界ではありません。それなりの日常もあり、違法な行為や黙認された不正もあった、というか、私見ですが、大量に存在したと言われる横流し軍需物資のさばき手として実際には書き入れ時であった可能性もあるのではないでしょうか。
BUN
- BUNさんご指摘の通りのようです。今は亡き我が祖父は、お背中に極彩色のお絵書きをしょっておりました。生前よく「渋谷の町の復興は俺達抜きには語れねー。戦中も俺達が治安維持にどれだけ力を貸したことか・・・」とのたもうておりました。
警察とも持ちつ持たれつの関係だったそうです。
大宮喜三郎の孫
- 軍隊生活というのは「出る杭はうたれる」「要領が大事」だったそうです。つまり初年兵時代はヤクザ上がりが下手にシャバと同様にでかい態度をとろうものなら徹底的に「修正」され、二年兵になって大きい顔ができるようになると、本領を発揮し始めるとか。
ユパ
- 元拳闘選手で、戦前の大親分である万年東一氏は、召集後、中国戦線で従軍していました。入営当初はおとなしくしていたとの事。ところが徐々に、横暴な上官にニラミが効く様になり、数々の武勲を挙げた事もあって(白兵戦には率先して斬り込んで手柄を挙げていたそうです)それなりの特権を得ていたそうです。とはいえ、それも軍服を着用せずに就寝したり、自由時間に麻雀をすることが黙認されていた程度。ささやかな物ですね。万年氏のエピソードの幾つかは脚色されて「兵隊やくざ」に使用されたそうです。
無頼庵
- やくざだからといって徴兵免除はなかったと思います。
なにかの本(中国大陸にいた部隊)で、部隊で一番戦力になったのは、シャバで命のやりとりを何度も経験しているやーさんだった、と回想しているのを読んだことがあります。
源五郎
- ↑「や」な方々は死を恐れず危険に突入してゆく勇猛さを持つ反面、戦線が崩れかかると「もうどうでもええわい!」とヤケッパチになって投げ出してしまうこともあったようで。そういう時地道に戦線を支えるのは帰るべき家庭を持つ兵隊、特に農民出身者だったそうです。
ささき
- ↑とはいえ、わたしは日本陸軍の士官連中の無能さ加減は農民思考から抜けきれてない点にあると常々思っています。
まなかじ
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