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72 空爆という言葉が最近市民権を得ています。爆撃とミサイル攻撃の両方を意味する為の言葉なのかと思いますが、いつ頃誰が使い始めた言葉なのでしょうか?。私はどうもこの言葉に違和感があります。皆さんはどうでしょうか?
SHI

  1. 「空爆」という言葉自体は太平洋戦争中には、既にマスコミによって使われていたそうですが… 現在再び使われるようになったのは湾岸戦争のときからです。恐らくは「air strike」という言葉を訳すときに、たまたま(その人が)知っていた「空爆」という言葉を充てただけではないかと思いますが。
    (N)

  2. 日本では「空襲」は非人道的な残虐行為としてイメージされやすいと判断され、それを避ける行われた自主規制が「空爆」という言葉の正体でしょう。「多国籍軍」等、原語からは想像もできない訳語を創出する奇妙な感覚を日本のマスコミは持っているのでしょう。
    BUN

  3. 空爆に歴史あり、は知りませんでした。有り難うございました。確かに多国籍軍もひどい言葉ですね。これには歴史はないでしょう。空軍なしで、艦艇からだけミサイルぶち込んだらこれも水爆ですかね。
    SHI

  4. 航空攻撃では字数が増える。(新聞屋さんは困る)
    空襲ではどうしてもB−29をイメージしてしまって、視聴者や読者に誤った印象を与える可能性がある。
    爆撃では、空からということが素人にはわかりにくい。(そんなことないと思うけど)
    それで、あまり手垢もついてないし、空爆ってことで。
    まなかじ

  5. でもさあ、ユーゴや湾岸のアレって「非人道的」な行為でしょ(笑)
    少なくとも、正々堂々では無いよね>戦争なんだから、有る意味当然だが
    B29に家焼かれた祖母は「同じだねぇ」と語ってましたから
    「空襲」で良いと思うんだけどね(^^;;

    SUDO

  6. 空襲とは、「空=空から、襲=襲ってくる」という意味です。つまり攻撃を喰らってる側の言葉です。「空襲を受ける」ことはあっても「空襲をかける」ことはありえません。湾岸戦争では日本はほとんど傍観者(ギャラリー)の立場でしたから、「空爆」なる言葉を使ったのでしょう。
    kazu

  7. 「空襲」とは、てっきり「空から襲う」と言う意味だと思ってましたよ。
    (N)

  8. 「ソロモン群島ガダルカナルへ今日も空襲、大編隊」といった具合に、空襲は受け身の言葉ではありません。史実でも公式に第○基地空襲部隊といったようにも使用されている言葉です。

    BUN

  9. 「東京大空爆」迫る。9月14日付け読売新聞、続き物コラム「20世紀 どんな時代だったのか」 高畑基宏という方の書名入り。に「本土が空爆対象になったイギリスでは.....」というくだりがありました。これは「日本本土空爆」、「東京大空爆」や「ドレスデン空爆」の前兆で、「多国籍軍」の対独、対日勝利も間近いのではないでしょうか?。
    SHI

  10. 航空戦用語は大東亜戦争中まで、そうしっかりと定まったものではありません。空母と言う言葉も、一部では航母と言うという言葉と併用されていましたし、様々な表現が実際の惨状と関係なく行われていました。しかし、ユーゴの「空爆」という表現自体は自主規制以外の何者でもありえない、と思います。と、いうより、ああした状況を「空襲」と表現できない我々はどこかおかしいのではないでしょうか?
    BUN

  11. 日本では空襲というと東京大空襲のような焼夷弾主体の爆撃を連想する人が多く、今日のピンポイント攻撃では空襲というイメージが湧かないので、マスコミが空爆という言葉を多用しているということではないでしょうか。正確な軍事用語の使い方ではないのでしょうが、別に彼らが自主規制しているわけではないと思います。ついでに、原爆投下と言うが、原爆による空襲という言い方は聞いたことがありませんね。
    アリエフ

  12. 大正・昭和初期、「空中襲撃」略して「空撃」と称していた時代もあります。
    何れにしても、一次大戦で体験がない日本が語を輸入し翻訳した結果の産物です。
    (これが後に「空襲」の語に落ち着きます)
    体験に則った結果でしょう。体験と言えば、日本人は「砲撃」と「爆撃」を区別できる
    世界で稀な民族で、更に区別をして「空」の概念を綴じ込んだのでしょう。
    矢だって立派な「ミサイル」です。
    かっぱ

  13. ヒロシマ、ナガサキはちゃんと表現すれば広島空襲、長崎空襲であって、実際に使われている言葉ですが・・・。アフガン「侵攻」、クウェート「侵攻」、から「多国籍軍」、「空爆」まで言葉としてはあまり意味のない言い換えが行われているのは事実です。「侵略」も、「空襲」も」特定の行為を指すのでもなければ、善悪の伴う言葉でも無いはずなのですが。
    BUN

  14. 多国籍軍=Maltinational Forceなので、言葉の意味は
    合っていると思いますが。 
    TOM

  15. ↑今回の東チモール紛争の場合、国連決議によらないAPEC諸国による派遣だからmaltinationalforce(他国籍軍)で正しい。しかし、91年の湾岸戦争のとき、国連決議によるalliedforce(国連軍、連合軍)を日本のマスコミは他国籍軍と言っているのです。 
    アリエフ


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