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湾岸戦争時のイラク軍の輸入装備の国別の割合は一位がソ連製、次はフランス製でフランスが多いのに驚きましたが、どういう経緯でフランス製の武器が多いのでしょうか?イラクはフランスと友好国だったのでしょうか?
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- フランスは米露に次ぐ世界第三位の兵器輸出国なので驚くほどでもないです。まぁ実際には、年によって仏、英、独の内のどこかが三位になるって感じですが、英、独は米に対する配慮があるので、反米的な国だと仏製の兵器の割合が高くなりがちです。(N)
- 米ソをはじめ、他の主要輸出国は政治的な絡みが大事で、言うことを聞く代わりに兵器を安く(あるいはただで)売るなんて事があるのに対し、フランスは純粋に商売のみ、金さえ払えばいくらでも売るという姿勢が強いです
- フランスは割とアラブ諸国に武器を輸出していますね。オランダ、ベルギー等、ヨーロッパでの次期主力戦闘機商戦でF16に乾杯したミラージュF1を北アフリカや中東の諸国に売りこんでいたし。(アリエフ)
- フランスという国は、プライドが高い割に兵器商売には節操が無くてアラブばかりでなく、南米やアフリカにもかなりの兵器を輸出しています。以前のフォークランド戦争にも当時は新鋭と言って良かったエグゾセを輸出していますし、イラ・イラ戦争の後期にイラクが第3国のタンカー無差別攻撃に使ったのもエグゾセだったと思います。ちなみに、タンカー無差別攻撃はイランもやっていましたが、こちらは中国製シルクワームだったはずです。(ぱんてる)
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