「だいい」とかいうのは海軍内部での正式な呼び方で、既に一般的には「たいい」という呼び方が浸透していたので、それに逆らってまで外に「だいい」という特殊な呼び方をさせようとは思わなかったんではないかと。

お国なまりじゃないですか？山口多聞少将だったか、角田覚治少将だったか、兵学校の教官だっかころ、持ち前のズウズウ弁で、「カイグンダーイ、イノウイスズマ、スエライズツキョウカンヲメイズ・・・」（海軍大尉井上静馬、水雷術教官を命ず）と大きく指名したそうですから（阿川弘之「軍艦長門の生涯」より）ｄｇ

↑は、角田覚治でしょう。正式には「だいしょう」「だいさ」「だいい」
のはずですが、一般まで浸透していなかったのかもしれませんね。
今泉　淳