公務中の兵士が信号を無視したことを警官に咎められてその場で謝ればいいものを反論してしまいマスコミまで巻き込んで統帥権まで持ち出してしまった事件です。事件が大きくなった背景には、事件の数年前と違い軍の発言力が拡大し、軍人が町を軍装で歩いても馬鹿にされなくなった準戦時の状況があります。それまでは公務中の軍人であろうと町で警官に注意されれば素直に謝るものだったわけです。