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防空建築について/名古屋市内にある"旧日本徴兵保険"の建物が近く解体されるようです。昭和14年竣功のビルで、当時の基準による「防空建築」として建てられています。全ての窓にシャッター装備、天井は厚く重厚です。玄関ポーチ上部には徴兵保険の社章(星型)も残ってます。さてここで質問。NTT電話局等の建物も性格上、防空を配慮してると思うのですが、そのへん詳しく知りませんか?
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- 昭和12年制定の防空法の16年改正部分に疎開、防弾等が加えられていますが、その雛形になるような指針が行政指導のような形で存在していたのかもしれません。あとは12年9月の官庁防空令が国の管理する施設の防空施設、または防空訓練などに対して実施の準拠を示しているので、電話局などの逓信省管轄のビルの場合もそれが12年秋以降の建築の場合それなりの対応をしていると考えて良いのではないでしょうか。BUN
- 現代の通信・発電・放送等のインフラ系の建物には「防空概念」ってあるんでしょうかね?地震・火事・台風への対策だけじゃなくて。
- ↑一応建築学も勉強した人です。教科書には「防空」なんて文言は一文字も入ってません。せいぜい防火の発想が影響する程度でしょう。もっとも特殊な建築物(警視庁とか)は最初からそれなりに考慮している様ですが。
- 防災と防空は同義に近いかな。でも東京都23区というもの自体が、旧東京市の被災時の行政権限の集中と機能分散とを目的として戦時に制定されたはず。ということは東京はいまだ戦時体制かな。
- ↑それを言っちゃうと・・・・(笑) まあ、戦後直後に制定された戦災復興計画(インフラ整備等)という物が23区にもあるので一応戦争は終わっているかと・・・ でも、この戦災復興計画ってば、まだ完了してませんねぇ。てことは23区は未だ被災地(被爆地か?)ってことか(爆) 同様の事例は多分全国各地にありますけどね(大風呂敷の広げすぎ!)
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