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陸海軍による清音と濁音の差異(お馴染みの大佐・大尉など)についてお伺いしたいのですが、これが、市ヶ谷(または座間)と江田島の違いに由来する、ということは考えられますでしょうか? 関東ではふつうは清音で発音する語を呉出身の知人は濁音で読む傾向(たとえば中原街道をナカハラガイドウのように)がある気がしまして・・・。 はたの |
- ということは「大将」「大佐」も「だいしょう」「だいさ」と読まねばならなくなると思うのですがどうでしょう。私は広島県人で知人に呉出身者もかなりいますが、彼らの話すのは普通の広島弁で(笑)特に濁音が多いとは思いません。
なお古来の官制からいえば「たいい」と読むのが本来でしょう。何故海軍が「だいい」と読むのかは私も知りません。教えてください。
山奥の人
- 私の知っているのはむしろ逆のケースだな。「孝三」さんという名前について、広島県、山口県では「コウソウ」と濁らない。関東出身の私は「コウゾウ」だと思っていて名簿にそのように書いたら、本人から指摘された。
アクセントと同様、清音か濁音かの違いって、個々の言葉によっても様々なのだろうけど。
アリエフ
- 市谷と江田島の違いというより、長州と薩摩の違いに由来すると思われます。
陸軍は「たいい」「たいさ」で、長州訛りだから濁りません。
海軍は「だいい」「だいさ」で、薩摩訛りなので濁ります。けれど、「大将」だけは「たいしょう」で「だいしょう」となりません。(「代将旗」の代将と間違えるからでしょうか??)
この使い分けは、戦前は広く普及していた常識で、女学生でも海軍さんの大尉には「だいい」と呼びかけていました(海軍は上官も呼び捨てなので、殿をつけない)。これが、相手が陸軍だったら、「たいいどの」と使い分けるのです。「どの」をつけるのを忘れると陸さんの相手は機嫌が悪くなります。ぐんとくだけると、「たいいさん」となりますね。
あるめ
- みなさまありがとうございました。
特に
>市谷と江田島の違いというより、長州と薩摩の違いに由来すると思われます。
にはナルホド、と。
はたの
- > 関東ではふつうは清音で発音する語を呉出身の知人は濁音で読む傾向…
当然ですね。呉音での「大」の読みは「ダイ」ですから。
ゴミレス、すみませんでした。
かんたにゃっく