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ガダルカナル攻防戦のハンター岬についてお尋ねします。 五味川純平先生の「ガダルカナル」(文春文庫)56〜58ページでは、「補給が途絶え餓死したのでは?」と記載されているのですが、見張所にいたのが9名ならば、海で魚を獲れば生きられたのではないでしょうか。 どうか、推測でも結構ですので、この9名がどうなったのか教えて下さい。 TOTOTO |
- >五味川純平先生の「ガダルカナル」(文春文庫)
この作品は読んだ事がないのですが、ニューギニアやフィリピンなどで補給が途絶えたため、自給自足していた部隊に所属していた方の手記を読むと、日中は漁をしたくても米軍の航空機や魚雷艇が攻撃してくるので、やむなく朝夕に行った、との記述があったように記憶しています。
また、この近辺の海は鮫が多く、下手に海に入るのはかなりの危険を伴いますし、なによりも漁具を揃えなければなりませんので、魚を捕るのは難しかったのではないでしょうか。
T216
- >また、この近辺の海は鮫が多く、下手に海に入るのはかなりの危険を伴います
戦記など読むとよくこの表現を目にしますが、少し前から疑問を持っています。人を襲う可能性のある危険な鮫はホホジロザメ、ヨシキリザメ、イタチザメなど極一部の種だけであり(それですれ、人が襲われるのは稀なことです)、それらは大抵水温の低い地域に生息しています。熱帯で多いメジロザメ等は通常の状態ではまず人を襲うことはなく、襲撃されるのは人が血を流していたり(銛で魚を突いた場合も含む)、溺れた状態で鮫がストレスを感じ取った(電気信号を感知すると言われています)時などに限られます。健常な兵士が浅瀬に入った位で襲われることはないでしょう。「船が多く沈んだので人間の味を覚え」などというのも伝説の類と思います。
Sampon
- ハンター岬の見張り所の件は自分も気になったことがあり
その時に調べたことがあるのですが
これといったものが見つかりませんでした。
よって
以下のことは推測です。
川口支隊の岡部隊が舟艇移動した際に
米軍の襲撃に合いその一部が
セントジョージア島やサボ島に漂着していますが
後、この人達は救出されています。
だとすると
ハンター岬の見張り員も救出されているような気もするのですが
しかも
場所がわからない訳ではなく所在がわかっている訳ですし
まあ
わざわざ、数人の見張り員を救出するために
危険を承知で救出に向かうかという疑問もありますが
ここは救出されたと考えるのが自然と思います。
但し
気になるのは
確か、見張り所は無線を所持しているはずで
このため米軍に潰されている可能性もあり
全滅したか捕虜になった可能性もあります。
あきんど
- >2
理屈はともかく、サメがいるような海に入る気になりますか?
ごん