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660 私の友人が日本軍は国民政府を敵にして中国全体を敵にまわさずに国民政府と同盟を結んで共産党に対抗しすれば(同盟と言う名目で日本軍の中国出兵ができる、という)中国は共産党の支配にならずにすんだと言い張ります(さらに共産党を敵にするのなら英米も支持してくれると言う)。
 私としてはとても国共内戦を国民党勝利に持って行くのはとても無理(日本は貧乏だし軍事援助をしたところでどーにもならない・戦後の内戦でもアメリカが援助したのに国民党は負けた。国民党は寄せ集め)だと思いますが彼を納得させれません。
どうか分かりやすいようにお願いします。
ロックマン

  1. 一言だけ突っ込みますが、その「友人」はコヴァですか(藁
    littleNemo

  2. 国府が共産党に勝つ可能性はあります。
    西安事件の直前、紅軍は長征のため壊滅状態でした、それに対し国府軍はかなり強力です、まとまりに欠け近代的な軍隊と呼ぶにはやや難はありますが、きちんとした教育を受けた若い世代の将校も増えてきており、軍閥の寄り合い所帯から国軍になりつつありました、なにより蒋介石は国民の支持を失ってはいません。
    本来負けるほうが難しいこの状態をぶち壊したのは日本でした。
    ですので、日本と同盟を組めば国府の勝利は間違いありません。

    しかし、日本にとっては、国府だろうが共産党だろうが、中国が一つになると大陸の利権を維持できなくなります。
    よってその仮説は有りえません。



    中村

  3. コヴァって何ですか?
    ちなみに彼は日本の国益よりとにかく共産党を勝たせたくないようです(笑う)
    ロックマン

  4. そもそも日本は国民党を味方に引き入れる努力をしています。国民党の中で日本に対する態度をめぐって路線対立があり、徹底抗戦を求める蒋介石と袂を分かった汪兆銘による南京政府と連合しているわけです。蒋介石の重慶政府は南京政府を日本の傀儡政権と言い、連合国もそのようにみなしていたわけですけど。
    そして南京・重慶両政府(いずれも国民党)の合同のための工作をも行っているが、うまくいかなかったわけ。
    また、日中戦争から第二次大戦終結までの間、共産党の勢力は国民党軍に比べても取るに足らないものであり、もし、この間に南京・重慶両国民党政府が合同し、全国民党軍と日本軍との共同作戦が可能という状況になっていれば、中国共産党は一たまりもなかったでしょう。しかし、重慶政府(蒋介石)+共産党(毛沢東)+米国等連合国 対 南京政府+日本という図式は変わらなかったので実現できなかった。
    そして第二次大戦後の国共内戦では、常識的には負けるはずのないほどの圧倒的軍事優勢を保っていた国民党軍が、内部の派閥対立により蒋介石を見限って共産党に投降する部隊が続出、立場は逆転して国民党軍の全面的敗北・台湾への撤退となります。
    中国共産党の規律、士気が高く宣伝をも通じて国民党内の分裂を誘い、それをうまく利用したことが勝因でしょう。それに対し、日本軍は中国国民にとっては異民族だから中国共産党のように大衆に浸透することができなかった、南京政府の人気にも今一つ欠けるところがあったということかな。

    アリエフ

  5. すいません、言葉が足りませんでした。
    アリエフ様の言うとうり、日本は国府との手打ちを考えていました、しかし日本側の最低条件である大陸利権の維持は、中国には受け入れられないものです、日本と国府の同盟は無理だと思います。
    このネタ気に入りましたので、議論ボードに移します。

    中村

  6. コヴァについて調べていたら『戦争論』を批判したサイトにとびました。
    …彼の言っていることYKの言っていることそのまま…
    ロックマン


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