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第二次大戦のドイツ軍の電撃戦は「戦車中心主義を唱えるフラーやリデル・ハートの影響」説(こっちが定説)と「第一次大戦の浸透戦術の発展型」説の二つが有ります。どちらが正しいのでしょうか? モーグリ |
- その二つの説のどちらを採っても語っているのは同じような事だという論文もあります。一次大戦の戦術と電撃戦が目指したものは変わらない。要は機動戦に対する解釈と徹底度の問題で戦後の各国の研究と置かれた環境がその後の理論と戦術の発展とお互いの差異を作ったという見方です。
BUN
- フラー達も、ww1の時点で、
「快速戦車部隊を建造して、前線突破→軍司令部襲撃で敵軍を崩壊させる」
と言う計画を立てています。(肝心の戦車が出来る前に戦争が終りましたが)
木
- 説明足りずで申し訳無い。
終戦間際フラーが行おうとした、快速戦車隊に夜
敵司令部襲撃と言う案は、浸透突破作戦からアイデアを得ています。
(攻撃目標が明確に)
また、リデルハートの著書をライヘナウやブロンベルク等の
ドイツ軍高官がドイツ語版が出るのを待ちきれずに訳して出版しています。
結局のところ、
「(奇襲で)戦線を突破して敵が予備隊を集結させる前に戦果拡大するには快速部隊が必要」
(それに追随する補給部隊も)
という点では最終的に両者とも一致しているはずです。
木