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中国大陸の戦闘に参加していた、あるいは戦闘経験のあった日本陸軍の下士官兵の間では、たとえば「没法子(メイファーズ:仕方がない)」「完了(ワンラ:終わり)」等々といった「兵隊支那語」と称する言葉があったそうですが、他にどんな言葉があったのでしょうか? また、列挙されている資料等ないでしょうか? 支那方面軍参謀 |
- 没法子も完了も普通の中国語(普通話)だと思いますが?
ラッキー
- ↑いや、「兵士によって輸入された語句」との意味で兵隊支那語といっているのではないでしょうか。
派遣軍からの帰還者により流布された語句としては、朝鮮語などもあるよです。「チョンガー/独身者」などは一般的に使われていますね。
(ただし博多近辺では軍隊は関係ないとも思われる)
能登
- ジャンクする。(くすねる、無断で持ち込む)
ジャンクはシナの帆船です。(でも何語か知りませんのでこれに当たらないかも)
部外者
- 「没法子」「完了」「慢慢的」「快快的」その他、多くの「兵隊支那語」は発音さえしっかりしていれば現在の普通語(北京官語)としても通用するでしょうが、恐らく正式に教育を受けていない兵士達の発する中国語は、語彙は極めて少なかった上に無茶苦茶な発音だったと思われます。例えば「慢慢的」なら正しくはマンマンデァ(4声4声軽声)ですが、大抵の兵士はマンマンデーと発音していたようです。ここで言う「兵隊支那語」は日本兵が中国人に対して使うと言うより、兵隊同士が職業用語や隠語的に使った言葉です。
支那方面軍参謀