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真珠湾空襲の際、米軍が警戒態勢を取っていたら、第一航空艦隊はどうなっていたのでしょうか。 山家 |
- 既にある質問だったら、すいません。キンメル提督が、真珠湾空襲後、職務怠慢であったということで、有罪になったと知り、自分である程度調べたところ、1941年11月の段階で、米国は日米開戦近しと判断し、警戒態勢を取るよう太平洋各地の米軍に指示を出していたことや、1930年代から米海軍は開戦劈頭に日本海軍が真珠湾に空襲をかけてくることを警戒し、ヤーネル提督やキング提督がその想定で演習を行っていたことが分かりました。それで、「修羅の波濤」ではありませんが、もし、キンメル提督がきちんと真珠湾に警戒警報を発令していたら、と思い質問いたしました。どうか、よろしくお願いします。場違いの質問でしたら、本当にすいません。
山家
- ・・・歴史上のIFは、いろいろ見解もありますが・・・
「警戒態勢」のレベルにもよりますかな???
fujiken
- 私としては、既に何度も演習も行われ、日本海軍による空襲の危険性が知られていたのなら、海軍の飛行艇や陸軍の重爆を使った長距離哨戒をキンメル提督やショート将軍は、11月末に警報が発せられた時点で行えたのではないか、そうすれば、真珠湾に対する攻撃隊が第一航空艦隊から出撃する前に、第一航空艦隊を米軍は発見し、真珠湾空襲を阻止できたのでは、と思ったのですが、当時のハワイの航空兵力の内容等が分からず、第一航空艦隊を事前に発見できるものなのか、発見できたとして、真珠湾空襲は阻止できるものなのか、分かりません。友人にも聞いてみたのですが、具体的な資料が発見できませんでした。以前何かで、当時のハワイの航空基地には、飛行艇が80機以上配備され、戦闘機や爆撃機等を合わせると300機近くが展開しており、近くにいた2隻の空母の航空隊を加えると、もし、第一航空艦隊が真珠湾空襲前に発見されていたら、返り討ちにあった可能性が高いと読んだ覚えがあるのですが。どうか、よろしくお願いします。もし、資料がありましたら、お教えくだされば、幸いです。
山家
- もし空母群が互いに相見えれば・・・返り討ちとまではいかないでも、2隻程度の損害は予想されます・・かな?
ところで、単機での洋上索敵は結構大変で、戦闘機は論外、陸上爆撃機も航法の問題アリ・・?陸軍航空隊による組織的な索敵は期待出来ないか?とも思います。さて、カタリナでは速度も遅く接触続行は困難。空母は、それぞれ艦載機を護送中・・状況は様々ですが・・・。
ともあれ、発見されたとして、機動部隊への直接被害は微弱としても・・
奇襲が、強襲になり・・・攻撃隊の被害は甚大になった。。。この辺りが、妥当かと・・・?
sinn
- > 陸上爆撃機も航法の問題アリ・・?陸軍航空隊による組織的な索敵は期待出来な
> いか?とも思います。さて、カタリナでは速度も遅く接触続行は困難。空母は、
> それぞれ艦載機を護送中・・状況は様々ですが・・・。
アメリカの陸上爆撃機は対艦攻撃も想定していたのですから、洋上航法ができないわけはありません。4発重爆ならば推測航法だけではなく、天測航法も可能だったはずです(少なくとも機材的には)。また、ミッドウェーで第一機動部隊を発見したのもPBYであったはずです。上記のような例であると、少なくともオアフ島上空の制空権を獲得するのは困難になるのでは、と思われます。
クランケ
- >5
・・・どうも、文才が無くてすみません・・。
ご指摘のとうり、ハード的にはあります。自分的には、陸軍航空隊として、未知の洋上艦隊の索敵を行うには・・・(開戦前ですよね?)
索敵線の設定、進出の同期と交代ルーチン、艦型把握、及び無線を海軍側に転送するシステムなど、ソフト的に問題がある時期だったと考えます。さらに、虎の子B-17を、この時期に、多数稼動させたかどうか・・・?
さてさて、ミッドウェイでは前日の日没前に、第一機動部隊を発見されたようです。直ぐ直衛機を上げましたが、追いつけず・・・日没のため引き返したらしいです。日本側の記述ではB-17、米国には記録はないそうです。当日は、カタリナに接触されていたようですが、迎撃はしていません。(・・・ですよね?)
一方、真珠湾攻撃時には発見される危険性を十二分に考慮して、艦隊直衛機を早くから上げています。(危機管理意識がミッドウェイ時よりありますよね?)
もし、索敵機が接触してくれば、当時の零戦隊の技量からしても、即撃墜だったように思います(・・・思いたい?マニアです)から・・・接触継続は困難・・・と・・書いた次第です・・(汗)
ところで、真珠湾攻撃の日に本土から飛来した(レーダーで日本攻撃隊を誤認した)とかいう、B-17は結局どうなったのでしょう?ご存知であれば、教えて下さい・・。
sinn
- どうも、いろいろとありがとうございます。
既述のとおり、資料を探している状況でして、記憶で書きますが、B−1
7が真珠湾空襲当日に米本土から飛来したそうですが、悲惨なことに真珠湾
攻撃隊と誤認され、対空砲火を浴びせられてしまい、大損害を被ったと何か
の書籍に書いてあったと思います。
山家
- あれ? 僕は味方射ちされたのはエンプラの搭載機で、
B−17は飛来したところをついでに攻撃隊に墜とされた、と
読んだ覚えがあるんだけど…
勝井
- ・・・やはり、諸説あるんですかね〜?すみません、ありがとうございました。
sinn