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日中戦争中の中国軍はのろしで、太平洋戦争初期の英軍は発光信号で敵機の来襲を伝えレーダーに代えた・・・という話を読みました。ほんとうでしょうか? 赤頭 |
- ご質問の具体的状況はわかりませんが、何らかの事情で有線又は無線による通信が使えない場合は、のろしや発光信号で連絡するのが最も早く確実に情報を伝える手段です。ところで、当時の中国軍、それに太平洋地域に展開していた英陸軍って対空レーダー自体無かったんじゃない?
なお参考までに、80年頃のフォークランド紛争で島に上陸した英軍部隊は、無線通信では敵に傍受される危険があることからバイクによる伝令で各部隊間の連絡を取り合っています。
アリエフ
- 帝国陸軍の対空射撃用レーダーって開戦初期に捕獲したエゲレスのやつを模倣してますから、当時の極東の英陸軍がレーダー持ってなかったてことは無いと思いますけど。
tomo
- 中国軍の迎撃システムについての話(あ、日中戦争時の話じゃありませんよ、1943年以降の話のようです)がエアワールド2000年4月号に掲載されていました。
それによると、原始的なレーダーと、情報員を組み合わせた警戒網をその頃構築し始めた様で、レーダーによる目標の探知と情報員網による機種の識別の組み合わせで侵入してきた機体の機種と機数がわかる様になったと言う事です。
一応、参考までに。
ooi
- 檜与平氏の著作(穴吹氏だったかも)によりますと、(日中戦争時期よりあとですが)ビルマから中国方面に向かう途中は、次々と狼煙が上げられたようにかかれております。決して有効な方法ではありませんが、ないよりはましです。発光信号はどんなものか想像がつきません。
オンブー