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555 先日「ナポレオンの勇者たち〜囚人部隊誕生」という小説読みました。刑務所で徴用された兵士がナポレオンの指揮下で大活躍する話なんですが・・・これは創作でしょうか?それとも本当にそんな部隊があったのでしょうか?
扇岳

  1. ナポレオニックは詳しくないのですが、前近代では囚人が兵士になる例は結構ありますよ。
    いおーじま

  2.  話がすごく古くなりますが、中国だと結構あります。
     横山光輝氏の「史記」や「項羽と劉邦」などをおすすめしますが。
    Take

  3. 時代は違いますが、終戦直前のソ連の満州侵攻に関して、「囚人部隊を先頭に・・・」といった記述を見た事があります。
    オンブー

  4.  昔の艦船の乗組員(水夫&水兵)の多くは囚人や水兵狩りで集められたそうです。彼らの待遇等は上級乗組員や将校とは雲泥の差で、こうした艦船内では常に暴動や反乱の危険が潜んでいたといいます。
     珍銃奇銃の一つに挙がる『ダックスフット・ピストル』(複数の銃身を放射状に並べたピストル)は、こうした艦船の船長や上級乗組員が水夫・水兵たちの暴動等を鎮圧するために考案されたものだそうです。
    ブラック・タロン

  5. 3>、オンブーさま。 「囚人部隊を先頭に・・・」 下記の文献が在ります。
     
     シベリアのラーゲリで、作業係のソ連軍の上級中尉が酔っ払って語った証言を書きとめている日本人もいる。それによると、スターリングラード攻防戦で有名(ママ)をはせたロコソフスキイ元帥は、囚人の中から選ばれた軍人であるという、「彼はその部隊を全部囚人仲間から編成した。ウォトカを飲み放題に飲ませた。無鉄砲な囚人達が酒の勢いで猛攻を重ねた」。そしてその軍隊が満州に送られてきたのであるという。

    『ソ連が満州に侵攻した夏』半藤一利 著 文芸春秋社 1999年7月 P274-P275
       
    roht


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