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ドイツ第3帝国と宗教の関係についての質問です。 ドイツ参謀本部(渡辺昇一著)によると、7月20日事件以降、カトリックに対する弾圧が始まったという記述がありますが、実際のところ、どうだったのでしょうか。 第3帝国によるユダヤ教以外の宗教に対する弾圧というのは行われたのでしょうか。 また、この件に関して、何か良い資料はありますでしょうか。 かすた |
いおーじま
・徴兵、空襲避難訓練への不参加
・独自の会合を持ちつづけた
・自分たちを善、ナチ・ドイツを悪魔になぞらえて、エホバがいつか悪魔を倒すと説いた。
・絶対に「ハイルヒトラー」と言わなかった。
といったことにより迫害にさらされたそうです。迫害は1933年から1945年まで続き、1937年以降、強制収容所にも送られ、免れた信者も子供・仕事・年金・あらゆる公民権を失なったとのこと。
強制収容所(絶滅収容所では無い)の中では紫色の三角印を付けられ、宗教的信念を捨てれば自由になれたが、そうする者はほとんど居らず最終的には5000人が強制収容所に送られたそうです(但し別のページでは3分の1以上が収容所内で死亡としている)。
後読んでいなくて申し訳ないのですが下の本が見つかりました。確か教会とナチスの間ではある程度の「手打ち」があったんですよねぇ。
ペーター・シュタインバッハ/編 ヨハネス・トゥヘル/編 田村 光彰/〔ほか〕訳『ドイツにおけるナチスへの抵抗1933−1945』現代書館
雨宮栄一/著『ユダヤ人虐殺とドイツの教会』教文館
バトゥ