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446 はじめまして。
以前読んだ本に書いてあったのですが昭和18年の7月に起こったコロンバンガラ島沖海戦の終結後、アメリカの駆逐艦が海に漂っている米兵を救出した後残った
日本軍生存者を機銃や爆雷で虐殺したとありました。
いくら敵とはいえここまでやってしまうものなのか・・・・と思いましたが、
こういう事って他の国やその他の海戦でもよくある出来事だったのでしょうか?
ACP

  1.  攻撃した側は口をつぐむでしょうし、攻撃された側はよほど幸運でなければ生存していないでしょうから、こういう話は後世に残りにくいと思いますが…。
     大西洋や地中海の海戦では、一旦戦闘力を失い勝敗が決すれば積極的に救助しあっていたようですね(伝わっている話を聞く限りでは)。撃沈した輸送船の生存者を救助していたUボートに米軍の飛行艇が銃爆撃をかけたので、仕方なく生存者を見捨てて潜航したという話を聞いたことがあります。
     ただし、似たような例として「脱出した敵搭乗員のパラシュートに対する銃撃」というものがありますが日米ともに「相手がやっているのを見た」あるいは「銃撃を受けた」という話があるものの、「俺がやった」という話は聞いたことがありません。
     双方ともに誤認や誤解もあるでしょうが、やはり実際にあった事だと思いますし、やった側はその時には頭に血が上って見境が無くなっていても、後で冷静に考えると思い出したくない・語りたくない事なのではないかと思います。

    >いくら敵とはいえここまでやってしまうものなのか・・・・と思いましたが、
    多分、それが戦争の本質なのではないかと思います。
    ささき

  2. てっきり自分はこういう状況であれば救出後に捕虜になるってのが普通だと
    思っていたのですが、やはり味方がこっぴどくやられてしまったとき等は
    問答無用でやってしまう・・という事もあったんですね・・・・。
    ご丁寧な回答、ありがとうございました。


    ACP

  3. 確かビスマルク海海戦(ダンピール海戦)だったと思います。
    輸送船を撃沈され救命ボートで脱出した日本兵がオーストラリア空軍機に銃爆撃された事件がありました。戦後になって関係者の証言、フィルムから戦争犯罪としてオーストラリアで裁判が開かれた事があります。
    この場合、確固とした証拠があったので事件として立件されたものと思います。

    オーストラリア政府の戦争に対する姿勢に好感がもてる事例ですね。
    白熊


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