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401  毎度お世話になっております。戸部 良一『日本陸軍と中国〜「支邦通」にみる夢と蹉跌〜』講談社の文中だったと思うのですが、「戦前、大陸(中国)で使われた弾薬の6割が日本製であった」といったことが書いてありました(手元に本がないために、文脈・詳細はうろ覚え)。
 軽巡クラスの軍艦を輸出しているくらいですから、武器・弾薬も輸出していただろうとは思いますが、実際の量・金額をご教授願えれば幸いです。
バトゥ

  1. 中国への兵器売却は1901年から兵器生産設備の維持と外貨獲得を目的として本格的に始まっています。輸出品目は三八式歩兵銃を始めとして拳銃から野砲、重砲にまで及び、火薬類の輸出額も相当な割合を占めます。1930年を例に取れば陸軍工廠の外国への兵器売却総額1,306,034円の殆どが中国向けであったと考えられます。
    BUN

  2. 総額、全くの計算ミス、正しいと思われる値は3,806,903円ではないか、と思います。
    BUN

  3. ありがとうございました。よろしければソースを教えていただけないでしょうか(詳細を知りたいので)。

    蛇足、三八式歩兵銃、菊の御紋は勿論はずしていたんでしょうね。
    バトゥ

  4. 大半は新品だったのではないかと思いますよ。1920年代には口径や仕様の異なるシャム向けの66式小銃をわざわざ生産設備を入れ替え、一時期三八式の大幅に縮小してまで生産していた程ですから、輸出には熱心だったようです。
    BUN


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