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特攻兵器「回天」についての質問です。回天の戦果は最終的に出撃44基に対してウルシー泊地攻撃での油槽船ミシシネワと、沖縄戦での駆逐艦アンダーヒル撃沈、他に駆逐艦二隻大破ということになっています。いかにも少ないですが、光人社刊「艦長たちの太平洋戦争」に、驚くべき証言がありました。回天搭載潜水艦伊47艦長折田元少佐の話なのですが、回天の戦果について、米軍発表の戦果は少なすぎる、実際はもっと多かったはずだ、ということを語っておられました。ウルシー泊地攻撃の際、米軍発表では先述のミシシネワ一隻沈没ということになっていましたが、もう一隻、空母を撃沈したそうです。同様のことを伊58艦長橋本元中佐も証言しています。しかも橋本中佐は、戦後知人の米軍人に尋ねたところ、改造空母が一隻、ミシシネワと共に沈んだと教えてくれたということです。ウルシーの例に限らず、回天戦の戦果はもっとあるのだが、米軍はあまりの被害に士気低下を懸念して事実を隠したのではないかとのことでした。例え商船改造空母であれ空母喪失を戦後まで隠し続けることができるのか疑問ですが、これが事実であるなら航空特攻、回天に限らず特攻による戦果は米軍発表よりも多かったかもしれません。 こういう米軍が大本営発表のようなことをした可能性はあるんでしょうか?皆さんはどう思われますか? 泉水浣腸 |
日本側はまず戦果は確認できません。アメリカ側にしても何による攻撃で被害を受けたか確認できたのか疑問です。誤差はそこから生じるのでしょうか。
アメリカが進駐の際、真っ先にやったことは国内に存在する震洋、回天の出撃基地発見と調査だったことからかなり恐れていたかもしれません。
白熊
特攻に関しては「直掩機による確認」があったかもしれません。多少の誤差はあるでしょうけど・・・
台湾沖航空戦の誤報を鵜呑みにして(それが100%ではないが)レイテ海戦発動した旧日本海軍と科学的手法を駆使して特攻を防いだアメリカ海軍では情報収集能力に差があると思います。
アメリカ海軍が恐れた(畏敬の念に近い)のは事実ですしそれを隠しとうせなかったことは通常より多くの精神症患者が発生したことが物語っています。
白熊
tackow
なんかまた偏った書き方してしまいました。スミマセン
「より積極的に活用したのは米軍」と言い改めます。
「大和」建造の際、科学的管理手法が用いられたの思い出しました。
白熊
BUN
回答者
BUN
戦後正規・軽・護衛空母は公表された戦没艦以外は全て
その存在が確認されているから空母撃沈説は否定できるでしょう。
ペンシルバニア撃沈説も戦後撮影の写真がありますから
否定できるでしょうね。
敵国艦船研究家
そう考えると、アメリカ側の発表もなんとなく納得できるような気もします。
ただ、インディアナポリスを沈めたのも回天だったという話も聞きましたが……
うろ覚えですみませんが。
横井
無頼庵