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味方の誤射による被害は、全被害の内、どれぐらいの割合で含まれるものなのでしょうか? 無人のキスカを攻撃したアメリカ軍に被害が生じた、という話を耳にして、ふと疑問に思いました。 もっとも、漠然としたテーマなので、正確な答でなくても構いません。同士討ち、誤射撃の興味深いエピソードを紹介してもらえると嬉しいのですが。 ツカドン |
誤射(というより流れ弾)のエピソードで面白いのは、バタビヤ沖海戦でしょう。
これは、日本陸軍のジャワ攻略軍の輸送船を何隻か日本海軍の駆逐艦が撃沈してしまった例です。
ジャワ攻略軍が上陸準備をしているところに沖合から米海軍と豪海軍の巡洋艦が攻撃を仕掛け、その巡洋艦に対して駆逐艦が更に沖合から魚雷攻撃を行ったら、魚雷が外れて味方の輸送船に命中してしまいました。
なんとその中の1隻には、攻略軍司令官の今村均中将が乗っていました。今村中将は3時間ほど海に浮かんでいたあと救助されました。
TS29
敵味方双方から猛射をくらったらしいです。
この戦い、乱戦の見本みたいな海戦ですが、
誤射は多発したようですが、不思議と衝突は起きなかったそうです。
勝井
PT
誤射の馬鹿話として日露戦争時のロシア軍のあるの兵士が夜襲の夢を見てある方向に寝ぼけて発砲すると、ついには師団全体がその方向めがけて存在しない日本軍相手に反撃を行う騒ぎを1時間も行っています。
深刻なものでは第1次大戦のマルヌ会戦でヴィルヘルム中将指揮のドイツ第5軍の夜襲は幅20Hに8万人も投入した上に計画がずさんで、反撃を受けると大混乱となり同士討ちが相次ぎ、敵の攻撃と合わせて2万人の損害を出して敗退しています。
ふじい
湾岸戦争のときの誤射は、言われて久しぶり思い出しました。たしかニュースで「今までは友軍による誤射が問題になることはなかったが、こうまで米軍の被害が少ないと、それが問題になってしまった。珍しいことだ」と誰かが解説してました(記憶ですが)。
ツカドン