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320 第一次世界大戦の後、ライン地方は非武装中立地帯とされて連合国の管理下におかれることに
なったのですが、1923年にフランスがドイツの賠償金の支払いが遅れていることを口実として
ベルギーと共にルール地方に軍を進駐させます。その結果、たたでさえ賠償金の支払いで疲弊
していたドイツに空前絶後のインフレを引き起こし、民衆の不安も高まります。
にもかかわらず、これに対する政府の対応があまりに弱腰であったため、ついに各地で民衆の
不満が暴発します。
ヒトラーのミュンヘン一揆やライン分離運動もその一つです。
これにはライン地方を独立させ、ドイツとの間に緩衝地帯を作ろうというフランスの思惑も
働いており、成功するかに見えましたが、レンテンマルク発行によるドイツ経済の持ちなおし
と、これ以上の混乱を望まない米英の介入によって賠償金支払い方法の緩和と経済援助を行う
ことが決定（ドーズ案）したことでフランスは兵を引かざるを得ず、ライン共和国の独立は
失敗に終わりました。
PT

  1. 319への回答です。申し訳ありません。m(__)m
    PT

  2. ライン共和国の首都はどこだったのでしょうか。
    ルーデンドルフ

  3. その後色々調べてみたところ、アーヘン(Aachen)でライン共和国成立の宣言が行われたとのことです。
    歴史的に由緒ある町でもあることからアーヘンが首都ではなかったかと思われます。（継続調査中）
    PT

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