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軍隊が自分の国の外で行動する場合、地図とかはどうしていたのでしょうか?特に日本陸軍の場合が知りたいです。 エミリア・エベルレ |
ものを用いていた、と丸なんかで読んだ記憶がある
のですが。
どちらかというと連合軍がどうしていたか知りたい
なぁ。
takukou
ニューギニア戦の場合、日本陸軍も大縮尺の地図は入手していたのだろうが、五万分の一位の正確な地図を入手又は作成できていなかったのではないでしょうか。
ちなみに、戦前の日本の地図は軍事施設の部分が隠されていた(田畑の表示にする、白抜きにするなど)が、米軍は航空偵察等の情報活動により、ほとんどの軍事施設の所在を正確に知っていました。日本地図の偽装工作はたいした効果を上げなかったわけで、日本の情報収集に関する能力の低さを思い知らされてしまう。
アリエフ
他にもかのガ島戦で、陸軍側が発した、「ガ島はどこか?」なんてエピソードもありましたし、どうも日本軍は古来狭い島国で育ったせいか、そのへんの感覚がルーズですよねえ。
勝井
アリエフ大兄。変な突っ込み申し訳ない。五万分の一は十分『大縮尺』です。小学校の教室の世界地図は『小縮尺』です。これって地理の受験問題の常連ですね。1940年、スカンジュナヴィアで戦火を交えることになった、連合軍、ドイツ軍とも観光地図程度の『小縮尺地図』で検討を開始したようですね。
SHI
無頼庵
私は第四紀専門(に近い)ですが。軍が何故に地質図を?
化石燃料関係?陣地や構造物構築の時の参考?
是非、御教授を。
takukou
一方、コッチが中国の鉱山を調査した時は、警官か人民解放軍の護衛が付いていて、調査結果は中国科学院に提出しました。当方が調査したデータも、中国科学院を経由して人民解放軍の地図になったのかもしれません。
無頼庵
外国に情報を洩らさないため、最も機密管理が厳密な軍が全てを掌握してた、
てのが真相なのでは?
勝井
日本ぐらいで、他所で無許可で入手しようもんならしょっぴかれる、って
ドコかで読んだ記憶があります。
”&”
のは1890年代から1940年代までの間にも結構発行されており。タ
イトルからして市井の人間にも入手出来た様です。勿論、地下資源
の類も入ってる様です。
まぁ、地質図と地形図は別物(といっても下敷きは地形図だけれど
も)ですから、大した問題ではないのかも知れませんが、結構ルー
ズな感じはしますね。
takukou
余談ですが、旧ソ連(当時)の市販されている国内地図は、わざと実際の地形に比べ10キロ位西か東にずらした表示にしていたとか。西側のスパイを欺くためでしょうけど、信頼できない地図しか入手できない一般国民にとっては不便でなかっただろうか。
アリエフ
海図に描かれる陸地の地形は、海上(船)から見て「どのような印象で見えるか?」ということに重点を置いて書かれますから、
当然、実際の地形とは大きく違っています。
ガダルカナル島での失敗の一つに、これがあげられると思います。
ぴな