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B29の護衛として日本を襲ったP-51(700キロ以上でたというもの)と空中戦をして撃墜した日本機はあるのですか? Gonta |
というより、当時現用だった日本軍戦闘機なら、P−51撃墜の戦果を持っていないほうが珍しい。
「完調な」四式戦ならば真っ向から対抗できます。高度優位があれば三式戦や五式戦、紫電、紫電改で十分有利に戦えます。二式単戦、雷電でもなんとか。低空から中高度で格闘戦に引きずり込めれば、一式戦や零戦にも目があります。
P−51Dの最大速度705キロというのは、燃料少量・機銃弾なし・増槽(落下タンク)なし、で出せる速度に過ぎません。
帰りの分の燃料を積んだままで、フル武装状態のP−51ならば、確かに強烈に手ごわい相手ではありますが、全く対抗できないということは決してありません。
まなかじ
五色戦を駆りP51に雪辱した隻脚の撃墜王こと檜与平少佐。
四式戦を駆りP51Bをばたばた落としついには懸賞金まで
かけられた赤鼻の撃墜王こと若松幸喜大尉が有名です。
速度差と言う観点では1式戦2型でP38を多数撃墜している
ニューギニアの南郷大尉等の方が凄いと思います。
(急降下してくるP38との速度差は200km以上。アーリーターン
と言う技で後ろについたらしい)
こういち
液冷発動機装備ですから、冷却系への被弾は一発でも致命傷になる可能性が高いですし、防弾対策は施しているとはいえ主翼にも燃料タンクを置いているのは危険です。
そうした点では海軍のF6Fや、陸軍機でもP−47あたりの方が「タフ」です。
まなかじ