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三番三号爆弾(タコ爆弾)・風船爆弾といった第二次大戦で使用された一風変わった兵器を教えてください。 1、兵器名・兵種 2、開発国 3、性能 4、戦果 彦衛門 |
- ソ連軍が独ソ戦初期に使った地雷犬。犬の背中に時限爆弾をしょわせたもので、戦車の真下に突っ込む様に訓練していました。しかし、突っ込む前に射殺されてしまい、ほとんど戦果は上がらなかったとか。愛犬家の多いイギリスなら絶対考えもしない兵器だろう。
アリエフ
- >1.
この地雷犬を戦車の下にもぐりこませる訓練と言うのが、
戦車の下で餌を与えると言うものでした。
そのため、初期のころには、ドイツ戦車ではなく
餌をもらっていた、ソ連軍の戦車の下にもぐりこみ、
爆発したため、ソ連戦車部隊の方が大損害をこうむりました。
木
- 試験射撃で間違って熱海の旅館に突入して、旅館1軒を全焼させた日本のイ号I型乙無線誘導弾は、一応真面目な空対艦ミサイルですが・・・風呂場に壮烈なる突入を敢行したためにエロ爆弾と呼ばれたというのは本当なんでしょうか?
きくち
- 曲がった銃身のライフル ドイツ 命中率が悪かった
Alphabeta
- 冷静に考えると、桜花とか回天もトンデモ兵器だよな・・・
そいや、南部拳銃と日本刀を組み合わせたのって有ったよね
ガイジンの捏造なんだろうか、日本軍だしなあ
SUDO
- 南部+日本刀というのは騎兵の要求で実際に試作されています。グリップと柄を一体化した物ですが、拳銃としても刀としても誠に中途半端で、かつ「グリップ&柄」の強度が不足、という最初からわかりそうな理由で騎兵から「やっぱりいらない」と言われて試作に終りました。
舞弥
- 上の実物(拳銃+日本刀)、アバディーン博物館で見ました。
Sampon
- (訂正)地雷犬について、独ソ戦初期のものは時限爆弾でなく、木の棒がついた爆弾を背負う方式で、棒が折れるか曲がることによって信管が作動し爆発するという簡単な構造でした。
アリエフ
- パンジャドラムははずせないでしょう。イギリス製です。
ペンギン
- パンジャンドラムは試作(するだけでも凄いが)どまりなので「第二次大戦で使用された」うちには入らないでしょう。
あまり知られていないのがイタリア海軍のミゼット潜水艇。またの名を人間魚雷。悪名高い日本の回天と異なり、生還を前提とした兵器です。
魚雷型の小型潜水艇にアクラングを装着した乗員二人がまたがり敵港湾に潜入して停泊中の船舶の船底に時限爆薬を仕掛けるというスパイ映画みたいな兵器ですが、実際に英軍はこれによって何隻もの輸送船、大物では巡洋艦まで失っています。
この潜水艇乗員は帰還に失敗して捕虜になることもありましたが、彼らの勇気と技量には英軍からも敬意を評されたそうです。
ささき
- 小火器でゆきます。
「世界の珍銃」にはドイツのクルームライフ(曲射銃)と並んで出てくる米海兵隊のピストル付きグラブ。
皮のグラブに 38 口径単発の銃が付き、相手を殴ると同時に発砲する代物。実際に作られ配給されたが
重いわ使いにくいわ危ないわで実戦では一度も使用されなかったとか。
同じく珍銃の定番 .45 口径リベレーター。鉄板製単発ライフル無しの簡易銃。有効射程5m以下。
これでドイツ兵を殺し武器を奪う目的で大量生産されゲリラ潜伏地域にばら撒かれた。一発撃つごとに
手動で排莢・装填・閉鎖を行わねばならず、生産数と生産期間から逆算すると「一発撃つより一挺造る
ほうが早い」という世にも奇怪な記録を持つ銃。
イギリス製無音銃。エンフィールドライフルの機関部を 45ACP に改造し銃身全長にわたる長い消音器
をつけたもの。ふつうのサイレンサーは「減音器」だがこの銃は本当に無音だったとか。特殊部隊で
使用されたらしいが詳細は不明。
ささき