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135 戦国時代の合戦で、武将は敵に対してまず何と言って戦いを始めたかを教えてください。また、正式にその言葉を何と言うのかもお願いします。
登紀子

  1. 例の「やあやあ我こそは・・・」というのなら「氏文読み」(うじぶみよみ)です。

    BUN

  2. ありがとうございました。
    ハワイ在住で、資料がなかなか見つかりませんでした。大変助かりました。
    登紀子

  3.  「やあやあ我こそは・・・」なんて言ってたのは戦国時代よりも源平合戦が主では?その後鎌倉時代になって元寇の時、馬鹿正直に名乗りを上げていったらモンゴル軍に「瞬殺」されたとか・・・。
    にと

  4. いんや、結構後まで、というか大阪夏の陣まで、武士はちょっとでも気を許すと(笑)「氏文読み」してしまうものだったようです。
    実際の「氏文読み」は戦いの正当性と自らの出自の正しさを主張して大将が行う物の様ですが、後期には零落して個人が行う様です。
    BUN

  5. 「氏文読み」、大切なんですよ。
    これによって、勝てばその功績は我輩のものである、という権利の主張にもなっているわけですから。相手に対しての名乗りであるとともに、勤務評定(笑)をしている味方の軍目付に対する名乗りでもあるんですね。
    封建主義下に、戦の功績が即収入に跳ね返ってくるご時世ですから、後々になって集団戦術が主用されるようになっても、するチャンスがあり、それが手柄になると考えれば、当然に、しちゃうでしょうね。
    査定が上がるかもしれないときの自己PRは、大切です。
    まなかじ

  6. いやいや源平時代ならともかく戦国時代の戦いはそんな悠長なものじゃありません。もっとドライなものです。
    当時の書物は様式美的なフィクションが混じっているので注意しませう。
    衛藤

  7. 近頃の妄想小説のような戦場でなかったことは確実でしょう。近代戦とは別の原理の働く戦場なのは確かでしょう。大阪夏の陣でも氏文読みは許される状況が在れば行われ、幕末の戦場まで伝承されています。
    BUN


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