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第一次大戦および第二次大戦中に、各国は戦費の調達のために戦時国債を発行しましたが、戦後その償還はきちんとなされたのでしょうか。また、戦後において、敗戦国でも軍需物資調達に関する買掛債務を国は弁済したのでしょうか。さらに、戦争中に徴兵された場合、給与は国もしくは勤務先のどちらが支払ったのでしょうか。(質問が多くてすみません。) なんでや? |
アリエフ
BUN
アリエフ
自分でも調べてみたのですが、第二次大戦時のドイツでは、第一次大戦後の超インフレの経験から国民に戦時国債に対する根強い不信感があったことを考慮して、消費財の生産縮小により国民の購買力を貯蓄に向かわせることで、戦費の調達を図ったそうです(軍需物資増産の必要性からも、縮小せざるを得なかったということもありますが)。そして、占領地から強奪した物資(例えば、食料品)を国民にも配給することで、消費財の生産縮小に対する国民の不満を抑えたそうです。また、その標語は「戦時は節約して、戦後に家(車)を買いましょう」という夢のあるものでした。どこかの国は「贅沢は敵だ」という夢のない標語を採用し、「贅沢は素敵だ」と揶揄されましたが、この違いは国民性からくるものなのでしょうか。表面上はストイックな価値観をよしとする、日本人の気質が現れているような気もします。
もっとも、気の毒なことにこの夢は実現せず、幻に終わってしまったのは周知の通りです。しかし、国債を無理やり買わせたり、増税したり、賃金をカットしたりするより、よっぽどスマートな方法ですね。
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ソ連が第一次大戦のロシア帝国の対外債務を引き継ぐことを拒否したのは、表向きは「関係ないから」というのが理由なのでしょうが、本音はそれが外貨建債務であったため、インフレでチャラにできなかったからなのではないでしょうか(どの
みち、最初から払う気はなかったということに、変わりはありませんが)。
なんでや?