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第二次世界大戦中の日独通交(潜水艦、航空機、陸路、第三国経由など方法は問いません)に関してよい文献があったら教えて下さい。
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- 駐独大使館関係者の書いた記録を探せばよいと思います。日本の終戦外交について資料を漁ったとき、大嶋駐独大使等、大使館関係者の本国宛ての報告でシベリア鉄道経由で往復していたことが書いてあったと思います。終戦前、ドイツからシベリア鉄道経由で戻る途中、東に向かう戦車等を積んだ列車がたくさん走っているのを見て、これはただ事ではないと参謀本部や関東軍に報告した武官がいましたが、もう後の祭りだった。なお、この関係の資料ならば、六本木の外交資料館が最も充実しています。(アリエフ)
- 一番やっかいなのが「第3国経由」というやつだと思います。Fw-190A等はこれで日本に持ち込まれたと言われていて、これが当時重要な部分を占めていた事が想像できますが、残念ながら断片的な資料しか残っていないのです。これについて総合的に書かれた資料(一次資料を含めた)も私の知っている限りでは存在しません(EOS)
- Me210やFW190Aはイタリア商船のピエトロ号かオルセアロ号かのどっちからしい・・・と手元の本には書いてありますが(昭和18年1月ですね)、その前のHe119偵察爆撃機は商船でリスボン->ゼノア経由と書いてあります。(光人社NF文庫「幻の秘密兵器」著 木俣滋郎より、この本に少しだけ取り上げてあります。)
- 肝心のこと忘れてました。シベリア鉄道でモスクワまで行けるけど、それから先、ベルリンまでどうしたのだろう。中立国であるスウェーデンやスイスを経由していたのかもしれない。(アリエフ)
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