「大山事件」の大山勇夫中尉（死後大尉）の事でしょう。事件そのものは８月９日午後６時３０分頃発生。
　上海虹橋飛行場付近を、斉藤与蔵（実際は旧字）一等水兵（死後三等兵曹）運転の乗用車にて走行中に保安隊（武装警察）に射殺された事件です。

　両名は上海特別陸戦隊所属で、大山中尉は西部紡績工場地帯派遣隊隊長で、派遣隊本部より視察および陸戦隊本部への連絡に向かう途上での事件とされています。
　中国側の射殺の理由は「飛行場への侵入をはかろうとしたため」とされていますが、資料が無いので私は「不明」としておきます。

　その後８月１３日に日中両軍が上海で激突して（第二次）上海事変となります。
（参考　一億人の昭和史　日本の戦史（３）、支那事変写真全篇（中））
印度総督

出典の情報まで、どうもありがとうございます。
感謝の一言です。
上海事変のきっかけとなった人物だったとは知りませんでした。
少々不勉強でした。
ろく