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102 うそ話のほうで気になったんで。サウンド・オブ・ミュージックのトラップ男爵は実在の人物ですよね。海のないオーストリアになんで海軍があったんですか?
taka

  1. ありましたよ。
    でもみんな誤解しているけどトラップは海軍大佐ではないんですよ。
    かっぱ

  2. オーストリアはその昔海岸線があったんです。でも、一時大戦後そ
    の辺が隆起しちゃって今じゃ内陸国ですが。
    ちなみにトラップさんは英雄的な潜水艦乗りだった筈ですよ。

    で、今のオーストリアは陸軍所属の海軍ですよね。

    南米やアジアにも海がないのに海軍がある国ってあった様な??(
    でもカスピ”海”沿岸だと海軍か?!)
    takukou

  3. ↑ダメですよ、ここでンなこと書いちゃあ。
    本気にする人が出ちゃいます。「ウソ」で書きましょうね。
    勝井

  4. ↑↑南米だとボリビア海軍とパラグアイ海軍ですな。強大なるチチカカ湖艦隊(ボリビア)とバラナ川警備艦隊
    (パラグアイ)がありますね(これは完全な実話)。
    大塚好古

  5. もしあれば、世界史の資料集の教科書をひっぱりだしてみましょう。高校のとは言いません、中学の歴史で十分。
    第一次大戦前のヨーロッパ地図を参照してください。
    当時、オーストリアは、ハプスブルグ王家の『オーストリア・ハンガリー帝国』だったのです。
    領土も今より猛烈に広く、海もありました。
    現イタリア領トリエステから、スロベニア・クロアチアまでの海岸線はすべてオーストリアのものだったのです。
    アドリア海の制海権を巡って、オーストリア帝国海軍はイタリア王国海軍とは宿敵の関係にありました。
    余談ですが、映画『紅の豚』中のマルコ(ポルコ)の回想シーンの戦闘は、マルコの所属するイタリア海軍航空隊と、オーストリア海軍航空隊(だから、どちらも戦闘飛行艇なのです)の間で戦われたことになっています。

    まなかじ

  6. 勝井さん、フジの「世界名作物語」をバカにしちゃいけません
    ゼ。あの子供たちにとっても、父は厳しくともしかし英雄なの
    です。なにせ、数万トンのフネを沈めたんだから。

    >5
    リッサの海戦、だったですよね。確か、装甲艦同士が初めて
    艦隊で戦闘したのは、でイタリアが負けちゃった(今、かみ
    さんの実家+義兄のPCなんで裏がとれない・・)。
    takukou

  7. >4 どうもです。ラプラタ川とは違うのでしょうか?
    takukou

  8. そいやラプラタ川って、途中までだけどA・G・シュペーが溯上できる位でかい河なんですよねぇ。
    舟艇隊くらいは存在してそうなもんですが?
    勝井

  9. ↑&↑↑ お二人とも、ウルグアイとパラグアイを勘違いしていませんか(^^;?。機会があったら地図帳を
    よく見てみて下さいね。因みにパラナ川は最後にラプラタ川に合流するのでラプラタ川と言えないことも
    ないです(笑)。なお、ウルグアイ海軍はフリゲート3隻を基幹とする立派な海軍を保有しています。
    大塚好古

  10. え… 僕も!?
    いや僕はただ、ラプラタ河を話題にのせただけなのに…
    勝井

  11. そういえばスイスにも海軍ありましたっけ?
    Alphabeta

  12. 全くの記憶モードなんですが。その昔、ドイツの哨戒艇だかが
    ライン川を遡上してスイスを訪問した際、スイス「海軍」の歓
    待を受けた、らしいです。まぁ、陸軍中の「海軍」でしょうが。
    takukou

  13. いやぁ(^^;;パラグアイだってのは良いんですが、あの辺で
    でかい川つうとラプラタ川かなぁ、っと・・・

    ウルグアイってのは、大西洋に面してますよね、(^^ゞ
    takukou

  14. ↑11 スイスの水上部隊は陸軍管轄です。80ft型哨戒艇13隻を保有する河川警備隊ですね。
    大塚好古

  15. すいません。オーストリアに海と海軍があったのわかりましたが、トラップ男爵は海軍軍人だったのですか?
    taka

  16. ですから、オーストリア海軍Uボート部隊のトップエースです。
    (といいつつ、トップかどうかは未確認。でも、オーストリアU
    ボートが挙げた戦果の1/5だか1/4だかを彼が占めて居る筈
    なので多分そうだと思いますが。)
    takukou

  17. takukouさん…
    たった今気が付いたのですが、
    「ハウス」名作劇場じゃなかったっけ…?
    勝井

  18. ↑あ〜、とそうでしたか。大和の裏番組なんでよく見てなかったなぁ。
    で、勝井さん、Ritter von trappとかGeorg von trappとかでアメリ
    カのヤフーとかを検索すれば、例の映画と一緒に彼の戦績も引っ掛か
    って来る筈です。
    是非、発表して下さい。お願いします。
    takukou

  19. >5
    マイクロソフトのコンバット・フライトシミュレーターの追加キットで
    『アドリア海の嵐』と言う製品があり
    「誰が買うんだろう?」これも映画の影響かな?と思ってパッケージの裏を見ると
    「オーストリア・ハンガリー軍と、イタリア軍を」と言う文句に
    思わず「素晴らしい・・・」と感嘆の声を漏らしてしまいました。

    これで『トリエステの鷲』と恐れられた
    ゴットフリート・フォン・バンフリート男爵の知名度も上がるかな?
    「マリアテレジア章は貰った!」とか叫びながら
    アンリオHD-1 やコードロンG-4の後ろを取る日を夢見ています。
    (ちなみに私はMacユーザー・・・)

    >15言い出しっぺで舌足らずで恐縮いたしますが、
    トラップ男爵は海軍軍人でした。

    >16 彼は墺国公認のUボート・トップエースです。撃沈総トン数こそは僅差で2位ですが、
    フランスの装甲巡(レオン・ガンベッタ)を喰ったりしてスコアを稼ぎました。
    (他にも仏潜水艦撃沈その他の戦果がある)

    ちなみに余り知られてはいませんが、
    日本遣欧艦隊(第二特務艦隊第十一駆逐隊所属)の駆逐艦、榊(長、上原太一少佐)を
    被雷せしめたのも墺国のUボートの戦果です。

    >リッサ海戦
    歴史的には初のオーストリアとしての海戦でした。

    >河川部隊
    それならばドナウ艦隊です。この帝国水軍は1440年に創設されました。
    まあ、呉の水軍には遠く及びませんが。

    >立派な装備
    18世紀当時、いくら大河とはいえドナウ河に三層砲列艦を浮かべる神経はよく分かりませんが。。。
    でも、片舷射撃で一個連隊は消し飛びます。

    19世紀になっても彼らの装備ならば1864年3月18日にバルト海に展開していた
    プロイセン海軍(在シュトラズント、第四・第五艦艇群)よりも精強です。


    ゲオルク・リッター・フォン・トラップ
    >戦果と軍歴
    マリア・テレジア騎士十字勲章授与者

    北清事変に際し北京に出兵し、大戦開戦時“U-5”艇長。
    大戦中“U-14”と乗り継いで、1918年に在カッタロUボート戦隊司令になります。

    というより私なんぞよりもっと詳しい方がいらっしゃる、とも思ったのですが。
    そんなに彼はマイナーですかね?

    戦後は“Vega”と言う海運会社をハンブルク/グライフスヴァルトに設立、
    北海、バルト海の海運に従事しました。
    21年には更にドナウの水運事業にも着手、運行株式会社を新たに設立し、
    ヴィーン=ギュールギウ(ルーマニア)間にて事業を行っていました。
    軍人としての才の他にも起業家・企業家としても
    (まあ、奥さんの力と言う点も侮れませんが)
    何れにしても如何にも“墺国らしい”身のこなし方だと思います。

    >1ドイツ海軍の大佐になりそこねた、という意味では海軍大佐ですが、
    彼は墺国の海軍軍人としての生涯を全うしたのです。

    大変分かり難いのですが、つまり、そう言うことです。
    かっぱ

  20. U-14って、もともとフランスの潜水艦だったんです。(ブルメール級「キュリー」)一度沈められたのですが、それを浮揚して修理し、オーストリア-ハンガリーが使用したわけです。戦後はフランスに返還され、その後9年間籍にあったそうです。
    tomo

  21. やっぱ、アニメになった。というのが各方面に悪影響を及ぼしているのでわ?
    ↑↑そうですか。2位でしたか、残念。例のナチスに勧誘されたのも勿論実話
    ですよね?
    takukou

  22. ↑二位というのは総トン数についてで、
    スコア、戦果としては彼が一応トップということになっています。

    アニメ化、というよりも後妻の伝記の方が問題のようで・・・
    渡米に際し伝記が“アメリカン・ドリーム”の「お話」となり
    『サウンド・オブ・ミュージック』という映画になってしまったため
    実像が歪んだのでしょうね。
    かっぱ


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