2246 |
初めてです。よろしくお願いします。 お教え願いたいのですが、銃声はかなりのもので、射撃場ではイヤーマフラーを付けるということは知っているのですが、戦場で兵士は銃声をモロに聞いて大丈夫なのでしょうか?それとも、耳栓のようなものがあったりするのでしょうか? 毛羽毛現 |
- 予想では有りますが。
あれは隣のレンジとの仕切り板や屋内なら壁や天井から跳ね返って来る音が結構洒落になってないのでは、と思います。それと兵士も激戦になれば打ち続けることになりますけど持ってる弾薬量からしてそうそう密度の高い射撃を長時間しないと思います(機銃手は・・・割愛(マテ )レンジの場合その逆になることが多いと思うのであんなものをつけると思います。無反動砲・ロケットランチャーの場合音が洒落になってないらしいので撃つときにだけ肩にしょった方だけ栓をしたそうです。
ただ、耳栓をしてしまうと指揮官の指示が一切聞こえなくなってしまうのでそれは絶対ありえないです。分厚い防寒帽でさえも耳のところには穴を開けるくらいですから。
紅葉饅頭
- ゴミレス。
フランス映画『真夜中の刑事』(原題“Police Python 357”、76年)の劇中、屋外射場でパイソンを撃つ刑事は、イヤマフラーの類はしていなかったと記憶してます。
実際のフランス警察はどうなのか不明ですが、映画的には「つけてて当然」な気もするので、
「実際の銃撃戦でそんなもん着けて撃てるか!」
と、あえて使用しないのか? とも思えましたが。
杉村徹
- 現在の兵士の多くが着用しているフリッツヘルメットは耳の部分にも覆いがあるので少しは発射音が小さく感じるかもしれません。
あと次の意見はかなり可能性が低いのですが、右利き射手の場合は右耳だけに耳栓をして左耳で命令を聞く(左利きは逆)という事も考えられなくありません。
マーフィー
- 銃声は周りの環境次第で聞こえ方が全然違います。
屋内射場では壁やら床やら天上やらからの反響音が響くので、なんらかの耳栓の類が必要です。トンネル射場で.30クラスのライフルなんか撃った日には、もうえらい音になります。
屋外であれば大したことはありません。
石垣
- ゴミレス。
・指揮官の指示が特に重要となる、極東某国始め対テロ部隊では、MP5SDシリーズ(サイレンサー付)を使用します。
但し、弾は通常弾をそのまま使用します。 弱装弾にして、自分の命まで危険にしません。
・長年兵役にお勤めしていた機関銃手の職業病は、右耳と右肩を痛める事です。
軌跡の発動機?誉
- 陸自では耳栓を支給されました。
聴力に支障が出るのはあきらめよ、と言う雰囲気なのは
軍隊、警察同じでしょうね。
上記の様に、反響のある屋内レンジは特にマズイと思います。
元隊員
- 屋外での小火器の射撃はそんなに問題ないと思います。
戦車・大砲は確実に難聴になり易いです。気の毒な話です。
元隊員
- 射撃時は必ず口(くち)を開けて撃て、と教育されました。
医学的根拠は知りませんが効果はあると思います。
元隊員
- >8. 旧軍に伝えられる話で、「砲撃を受けたら目と耳を押さえて口を開け」というのがあったそうです。爆圧で目玉が飛び出したり鼓膜が破れたりするのを防ぐと言われていたそうです。医学的に根拠があるかどうかは私も知りませんが…。
ささき
- お答え有り難うございます。
特殊部隊の銃にサイレンサーが付いているのは『やかましいから』という 理由も有るんですね。
毛羽毛現
- >耳を押さえて口ふさぐ
そういえば数年前のドラマで日本人の軍人(?)と普通のサラリーマンの人たち数人が東南アジアかどこかにボランティアに行く、というものがありまして、そこでは現在も戦争が行われているらしく戦闘訓練や戦場の心得を教官に叩き込まれるときにそんなことを教官が言っていたような気がします。最後は明日日本に返るという夜にサラリーマンの一人が飛んできた敵の爆撃機をめづらしがってカメラで写真を撮ってしまい、爆弾を落とされ・・・。て名感じだったと思います。このドラマ、なんか変なリアリティが子供心に有った気がするのですがどんな番組銘菓ご存知の方いらっしゃいます?
紅葉饅頭
- >>ささき氏
それに追加することの、爆心地にケツを向けて屈みこむ…もですね。飛んできた破片は尻の脂肪や大腿の脂肪で防ぎ、爆風は尻によって作られた静水圧(衝撃波頭圧より低い)及び口を開けることによる内圧差を減らす事で圧死する事を防ぐということみたいです。でも、出来る事なら地面の下に潜る事が一番だったり。
sorya
- >11
フジテレビで放送された「総務課長戦場を行く」ですね。検索するとあらすじもヒットします。
また、「耳をふさいで口をふさぐ」件は、10年ほど前に某誌で毛利元貞氏が、自伝風の記事中パリの爆弾テロ騒ぎの挿話で読んだ覚えがあります。
酒匂135
- >耳を押さえて口をひらく
爆発などの衝撃・圧力は耳栓ごときでは防ぎきることができない
↓
だからどうしても鼓膜に圧力がかかってしまい、鼓膜が破れてしまう。
↓
しかし、口をあけていれば鼓膜の内側からも圧力がかかる。
↓
鼓膜の内側と外側の両側から圧力がかかるので鼓膜は破れないで済む。
というのが「医学的根拠」だったような気がします(耳学問のうろ覚え)。
ちなみに、ハリウッド映画や香港映画でも、爆発シーンでは俳優が必ず口をあけてます(合成映像を除く)。暇があったらご確認あれ。
おうる
- 「口を開く」のは肺の空気に「逃げ口」を作ってやることで、爆圧によって肺胞が破裂することを防ぐ働きがある、と聞きました。
ささき
- >耳を押さえて口をひらく
いわゆる「耳抜き」では無いでしょうか?
Scylla
- 毛羽毛現さん、はじめまして。
耳栓のようなものがあったりするのでしょうか?>
という質問に対してのみの回答になってしまいますが、
ペルター・ヘッド・セットというものがあります。
集音器の役割をする一方で、
大きい音、例えば爆音や射撃音などを自動でカットしてくれて
耳を守ってくれます。
主に砲兵や特殊部隊の兵士へ供給されているようで。
MICH2001バリスティック・ヘルメットはこれを装備するために
耳の部分が大きくカットされています。
http://tfredange.hp.infoseek.co.jp/phot.images/WS00026.JPEG
↑の耳元に見える物が遮音器です。
ざわ姐