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初歩的な質問をお許しください。 銃についている「安全装置」ってどうやって操作するのですか? また、拳銃とライフルとでは、装置は違うのでしょうか? 岬 |
- 浅学ながら、「前座」的に。
銃によって操作方法は違います。
銃の設計思想、その時代の加工技術、使用者側の思想、販売する場合の法規制などで、いろいろなものが出てきてます、というのが概論です。
また、「操作する」安全装置もあれば、「操作せずに」引き金や撃鉄の動きなどで作動する安全機構もあります。
拳銃と小銃類とは、原理は似たようなものですが。。。。結局銃による、ということになります。
回転式拳銃の場合は、「操作する」安全装置は付いてないことが多いです。
まつかぜ
- 言葉だけで説明するのは困難です。「スライドに付いているレバーを押し上げて…」とか「ボルト後端のノッチを回転させて…」とか説明しても「スライドって何?」「ボルトって何?ノッチって何?!」と余計わからない言葉が出てくるだけになってしまうでしょう。モデルガン・ガスガンなどを扱っている模型屋さんに行って、使い方を聞いてみては如何でしょうか。
まつかぜ氏が述べておられるように、回転式拳銃(リボルバー)には明示的な安全装置が付いていない場合が多いです。これは弾倉と撃鉄の状態がいつでも視認/操作できるため、更なる安全装置が不要と考えられているからです。
自動拳銃(オートマチック)の場合、通常は右手の親指で操作できる範囲のどこかにレバーがあり、それを上げるなり下げるなり引くなり押すなりしてオン/オフするものが多いです。具体的な操作方法はもちろん銃によって異なります。また旧ソ連のトカレフ TT-33 やオーストリアのグロック拳銃のように、意図的に安全装置を省略している例も希にあります。
ライフルやショットガンのような両手撃ち銃の場合も、右手の親指ないし人差し指の届くところにレバーやスイッチやボタン状の安全装置があり、それを押すなり引くなり回すなりしてオン/オフするものが多いです。やはりこれも銃によって具体的な操作方法は異なります。
このように銃の安全装置は「右手」で構えることを原則としたものが多いのですが、最近の銃では左利きでも使えるよう考慮されたものも多く、これをガンマニアは「アンビ(ambidextrous の略)」と呼ぶんだりします。
レバーをどちらに倒せば「安全」でどちらが「発火」なのかの表示は付いている場合もあれば付いていない場合もあり、付いていたとしても時期や国やメーカーによって異なります。最近の銃では「赤く記された方向」に倒せば「発火」を示すものが多いですが、「赤が見えていれば発火」を意味する場合もあります。
ささき
- 最近の自動拳銃では「鍵」を付けるのが流行ってますね。銃本体に鍵を差し込んで回さないとハンマーが動かないとか。
護身用に置いてある銃を侵入してきた泥棒に奪われて、とか、子供が勝手に持ち出して、みたいな状況を想定しているようです。
石垣
- 駄レス
ずっと以前ですが、電磁式(電波式?)の安全装置がアメリカで研究されているという話を聞いたことがあります。
車のキーレスエントリーシステムのようなもので、拳銃オーナーが指輪ないし腕輪状の発信機を身に付け、その信号から使用者識別を行い、オーナー以外は発砲できないようにするというものです。
もう10〜20年前にTVで紹介されていた話ですが、実用化したという話は聞いてません。
おうる
- ありがとうございました。
岬