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2203 初歩的なのですが、プライベートライアンなどをみるとライフルをジャボジャボ水につけていますね。あんなことをしてもちゃんと発射できるのですか。お願いします。
歯垢帝

  1.  基本的に軍用銃というのは命中精度云々よりどんな環境でも確実に動く信頼性が求められます。つまり、水浸しになろうが泥塗れになろうが氷付けになろうがトリガーを引けば弾が出ることが求められるわけです。
     その辺の信頼性についての評価基準は各国によって異なるでしょうが、その国の制式となった軍用銃はまず間違いなくその基準をクリアするだけの信頼性を持っているものといえます。
     旧ソ連のAKシリーズが傑作といわれるのはひとえにその信頼性(=悪環境下でも確実に作動する性能)の高さにあります。

     あと、弾薬に関しても弾丸と薬莢の隙間やプライマー・ホール(雷管装着部)から水が染み込むようなことはまずありません。
     ただし、ショットシェル(散弾薬莢)は紙やプラスチックと真鍮を組み合わせた構造のせいか耐水性に難点があります。イサカM37ショットガンが下方排莢を採用したのもショットシェルの耐水性の悪さを考慮したためといわれています。
    ブラック・タロン

  2. ありがとうございます。
    歯垢帝

  3. ゴミレスですが。
    上陸作戦などの場合、銃口をビニール袋で覆うこともあったようですが、これは砂が入らないようにするためと聞いた覚えがあります(ソース失念…)
    通りすがり

  4. >1.氷付け・・・ブラック・タロンさん それはちょっと大げさですね。

    今昔、列強各国とも小火器及び弾薬の制式採用時、降雨、水中浸漬、低温・高温、塩霧、砂塵、落下 等々の
    色々な環境試験を実施されていると思います。但し、水中射撃試験は要求されていない筈です。
    その代わりとして水中浸漬試験においては、数時間水に浸けた後取り出し、その場で出来るだけ機関部内&銃身内の
    水滴を振り払った後で、発射試験される物と思います。

    元々コマーシャル用(一般市販用)として開発された銃火器の場合は、上記の件は保証されんでしょうね。

    軌跡の発動機?誉

  5. >4
     まぁ氷漬けという表現は大袈裟ですが、それに近い寒冷下作動テストをやる例もあるみたいですね。
     スイスのSIGがSG550(Stgw90)に対して行った寒冷下作動テストでは、標高3,475mの山の頂上において−20℃下での射撃テストをを実施したほか、装填済マガジンを装着し銃口キャップを被せた銃を−10℃下に6時間放置し、表面に水を噴いて厚さ3mmの氷を張り付かせ、氷を取り除いてから射撃テストを実施したとのことです。
    ブラック・タロン


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