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質問なんですが,特殊部隊の隊員や米軍の兵士はなぜ,股間も守る防弾チョッキを付けている人と付けていない人がいるんでしょうか? 私的には股間も守る防弾チョッキを着けた方が良いと思うんですが・・・ SWAT |
- 防弾チョッキの前、股間部分を守るものをグローインプロテクターといいますが、軍用でもこれが付いているものはちゃんとあります。
これが全ての軍用防弾チョッキについていないのは行動の、あるいは他の装備品の装着の邪魔になるからだと思われます。
相対的に股間にダメージを受ける可能性は低いと思われますし、わざわざ動きを阻害するグローインプロテクターをつける必要性は高くないのではないでしょうか。
町田
- http://www.gign.org/accessoires/equipement.php
全身防弾にするとこんな感じです・・・
動きずらそう(笑)
すすむ
- 動きずらそうだけど全身を守っているんだからいいんじゃない?
股間も守っているので良いと思います。
SWAT
- >3.
世の中そう判断する状況、任務、軍隊だけではないという事です。
町田
- >3.
身動きが鈍くなった所為で被弾したのでは意味がありません。
「防弾チョッキ着てるから大丈夫」と思われるかもしれませんが、防弾着は弾丸を食い止めはしてくれても、着弾の衝撃までは防いでくれません。防弾着の上からの被弾でも骨折したりすることはあります。
衝撃を広範囲に分散させるためにアーマープレートを防弾着に挿入するものもありますが、軽くはありませんし、剛体なので体の動きをますます制約してしまいます。
広範囲に衝撃を広げて骨折などの被害を防いでも、弾の運動エネルギーが大きければ体ごと吹っ飛ばされることもあります。その際にどこか間接を傷めたり、脳震盪を起こすこともあります。
身体は衝撃に耐えても精神的に被害(「ブラント・トラウマ(鈍い精神的ショック)」と呼ばれる)を受けるケースもあります(最悪の場合、死に至る)。
何はともあれ「被弾しないこと」が一番です。
おうる
- >3.
防弾といっても小銃弾や機銃弾などの鋭利で高エネルギーな銃弾だと一撃で貫通してしまう程度の物ですから相手が拳銃や散弾銃ではなく小銃や機関銃などで武装していたら状況次第では動き難いぶん何も着けていないより危険な場合すらあります。武器と同様防具も状況に合わせて最適な物を選択しないと命取りになります。
HCN
- 素人の発言ですいません。この前ニュースの実験で自動小銃(AK-47だったような)で防弾チョッキ撃ってたら、全弾貫通してました。インタビューで、防弾チョッキ売ってる店の人が、「拳銃弾はともかく、自動小銃やライフルでは貫通します」。といってました。やはりおうる様やHCN様のおっしゃるとおり、「防弾チョッキだから安全」だというわけではないようです。
軽巡 多摩
- 米軍のPASGT・M1ボディアーマーや陸自の戦闘防弾チョッキ、件の実験で使用されたとみられる旧西ドイツ軍のフラックべスト等の軍用防弾チョッキは、戦場で実際の被害が多い迫撃砲や榴弾砲等の破片に対して有効なよう造られている代物です。
もちろんライフル弾対応のボディアーマーも軍や警察用等各種あります。
ガンヘッド507
- SWATさん こんにちは
付けないのは群集心理というものではないでしょうか。
「みんな付けてないから」、「付けてるとチキンと言われる」とか。
そんな単純な理由もあるかと。
もちろん、付けてる人も見受けられます。ライ・コンやっている兵とか多いですね。
原チャリ乗ってるあんちゃんの中に法律で禁じられている半キャップ被ってたり、
工場内で義務付けられているメット着用、上役が居ないとみんな被らなかったり、
そんな感覚で付けないんじゃないかと思いますが。
ちなみに付けてるとブーツ履く時かなり困難なのは確かです。
ざわ姐