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各国の特殊部隊で、いくつか戦闘用のナイフを制式採用(あるいは個人装備)している部隊があると聞きました。 実際のところ、こういったナイフというのは使う機会があるのでしょうか? 刃の形状を見る限りロープなどの切断がしやすいモノなどはあっても、おおむね対人用途に特化した作りになっていると思うのですが。 kei |
- 別に特殊部隊ではなくともナイフを採用する事は珍しくありません。
戦闘用、と言うより大型の軍用ナイフは銃剣も含め、
戦闘以外での用途でも使われるものです。
あと、刃の形状で戦闘用だと判断される根拠は何でしょうか。
多くの軍用のシースナイフは一般的な汎用ナイフと類似したデザインで、
特に対人戦闘用に特化しているものはあまりありません。
無論、戦闘も考慮してはいるでしょうが、特化はしていないと思います。
強いて言えばダガー・タイプのものくらいでしょうか。
町田
- 一応、軍や消防(レスキュー?)でのナイフ採用やナイフの汎用性については承知しています。ただ、イメージ的に特殊部隊がナイフを使う局面というのがいまいち思い浮かばなかったので質問させていただきました。
自分が見たのは折り畳み式のものでしたが、ハンティングナイフのようにわずかな傾斜があり、これは肉を切る(刺す)のに向いた作りでは? と思ったためです。制式かどうかは不明ですが、飛び出しナイフなどもあるようでしたし。
kei
- >2.
「どう使うのか」は軍のサバイバル技術等まとめた本で
見たほうがイメージしやすいと思いますが、
例えば雑作業、ロープや木の切断、或いは食料に関わる各種作業など
戦闘目的以外でも使われる事を想定しています。
戦闘目的も欠かせない要素ですし、それに特化したようなものも多いですが、昔よりはナイフで戦うような状況は減少しています。
このため現代ではワイヤーカッターやセレーション等を設け、
汎用性を考慮したデザインのものが多くなってきているのです。
ただ、特殊部隊は戦闘目的、それ以外の用途も含めナイフの使用頻度が高く、独自の要求を持っている事があるので、独自にナイフを採用したり、個人で購入するといった例が見られます。
町田
- 対テロ部隊などでは、懸垂降下でロープが絡まった時の使用例が比較的多いようです(のんびりやっててもたまに絡まりますから、高速降下なら引っかかって宙ぶらりんになることも多いでしょう)
居眠り将軍