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軍隊の装備品についての質問です。 旧軍で使われていた「飯盒(はんごう)」(お米を炊く道具)について、 以前から疑問に感じていたことです。 Q1.外国の開発されていた道具の場合。 ・いつ頃、どこの国が開発したのか ・何の調理用具として作られたのか? ・いつ頃、どこの軍隊が装備し始めたのか? ・「お米を炊く」目的ではいつから使用されたのか? ・日本では誰(日本軍?)が何時頃から使用しはじめたのか? Q2.日本で開発された道具の場合。 ・いつ頃、どんな人が開発したのか? ・日本軍では何時頃から装備されたのか? ご存知の方、いらっしゃいましたら、 お答え頂ければ、幸いに存じます。 ブドリ2世 |
- http://www.ubemachinery.co.jp/diecasterland/topics/relay_essay/essay002/essay002_p2.html、http://www.ne.jp/asahi/aluminium/mania/kikou/aluminium_kikou(oosaka).htmによれば、日本で最初に飯盒を生産したのは大阪砲兵工廠で1896年のことだそうです。またhttp://www.ne.jp/asahi/aluminium/mania/al_column/al_colum_main0111.htmには、大阪砲兵工廠で発明された飯盒と表記されています。ただ、ここの過去レスの378番には「プラモデルのドイツ歩兵には火器以外に飯盒・ポンチョ…が」とあるので、日本軍のものと同じかどうかは分かりませんが、そう訳される代物もあったと言うことかなと思います。
完全に素人なのですが、どなたもお答えにならないようですし、ちょっと興味を持ちましたので調べてみました。あんまり役に立たなかったと思いますが。
hush
- 実は私も同じ疑問があって、ちょっとネットで調べたことがあります。直接文献にあたった訳ではありませんが、おおよその事が解りました。以前に同様な質問があり、過去ログに私の投稿が残ってますので、これを読んでみて下さい。
このページの上にある書き込み欄のすぐ下に「他のページを選択できます」とあるプルダウンメニューがありますね。ここを「460:よくスパイ映画などで」にして、横の「移動する」ボタンをクリックして下さい。
移動したページにある「1951 飯盒の起源を知りたいのです・・・」のところに私の書いた文章が残ってます。
匿名希望
- hush様、匿名希望様、ありがとうございました。
「飯盒」とは、ヨーロッパで作られたものを
明治時代に日本に輸入したものなんですね。
納得しました。
しかしながら、欧米人の調理用具で
彼らのやらない「御飯を炊く」運用方法を
創造するなんて、先達たちは偉大です。
おまけに
・「飯盒」
・「炊爨(→化けたらごめんなさい)」
というバリバリの漢語を使っているで
「ひょっとして日本製?」なんて
勘違いまでしちゃいますよね。
皆さん、ありがとうございました。
ブドリ2世
- ああ、これは知りませんでした。勉強になります。
ドイツの場合、中隊にひとつの割でフィールドキッチンがありました。これは馬車またはトラックで運ぶ、大鍋とコーヒー沸かしのセットです。この大鍋で煮た料理(当時の通り作ってみた人の話では、「スープとシチューの中間くらいの濃さ」だそうです)を飯ごうで受け取って食べるのが典型的な野戦の食事です。マジノ線の内部にも大鍋のある厨房があったので、フランスも似たようなものでしょう。死地から生還した兵士をたっぷりの揚げたタマネギでもてなしたという回顧談を読んだこともありますから、大鍋で揚げ物をすることもできたと思われます。
フィールドキッチンから供給を受けられないときは、飯ごうを鍋代わりにして、私たちがよく知っているような使い方をします。また、各自がラード入れを持っていて、個人的に手に入れた野菜を揚げ物にすることもありました。
マイソフ