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西部劇などで、パーカッションリボルバーが使われることがありますよね。 その中に、コルトドラグーン、レミントン・ニュー・モデル・アーミーという銃がありました。 前者を軽量化したものがコルトM1951と、何かに説明されていました。 後者は、レミントン社が開発したかなり完成度の高い拳銃と、説明されていました。 しかし、検索しても詳しいことがあまり(特に前者は)わかりません。 誰か詳しく説明してくれませんか? Ill |
- ミスタイプだと思いますが、Navy Revolverなら1951じゃなくて1851ですね。
ドラグーンは1848年サミュエル・コルトが自前の工場で最初に作った銃。派生し
たモデルがすごく沢山あるようです。コルトのパーカッションとコンバージョンに
ついては専門の書籍が出版されていると思います。殆ど英語だと思いますが、Amazon.comで
手に入るでしょう。また、Dragoon Samuel Coltwoをgoogleで検索すると読むの
嫌になるほど出てきます。本当に詳しく知りたい場合にはこれらを読まれると良い
と思います。
レミントンは1863だと思います。ドラグーンのシリーズはシリンダーの上の
フレームが開いていますが、こちらは一体物で閉じているのが大きな差です。完成
度が高いというのはこれかなと思います。
以上、前座でした。
む
- レミントンは手元に資料がないのでコルトについて簡単に・・・
1848年に発表されたコルト・ドラグーン・モデルは、コルト社の最初のパーカッション・リボルバーであるコルト・ウォーカー・モデル(.44口径、6連発)の軽量版(約2kg→1.85kg)で、口径と装弾数は同じです。
その後、1851年には海軍向けにさらに小型化されたコルトM1851ネービー・モデル(.36口径)が、さらに.31口径に小型化したコルトM1849ポケット、ベビー・ドラグーンが登場しました。また、1860年には.44口径で重量1.2kgのコルトM1840アーミーが登場しました。いずれもシリンダー上部が開いたオープン・トップのフレームを使用しています。
これらのパーカッション・リボルバーはすべてコルト・ウォーカーを基本形とするモデルであり、そのハンマーやトリガーのメカニズムは後の名銃コルト・シングル・アクション・アーミー(SAA)に受け継がれることになります。
ブラック・タロン
- ドラグーン・リボルバーは元々文字通りドラグーン装備、つまり騎兵が使っていたと思います。当時は敵陣に切り込んだ際、馬上から撃て、連発が可能な銃としてわりと重宝されたとか。ネイビーは名前こそ海軍ですが完成度の高さから陸軍も大量に使っていました。
後、あまり関係ない話ですがこれら一連のパーカッション銃は松本零士のSFに登場する「コスモ・ドラグーン」という銃のモデルにもなっています。
曖昧ですので、話半分に聞いてください。
季色