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2112  某アニメ絡み(笑)での質問ですが、古今東西登場した自動拳銃の中でオープン・ボルト(ブリーチ)の製品ってあったでしょうか? わしが知っている限りではごく一部のサブマシンガン風ピストルか日本の日野・小室式自動拳銃くらいしか思い当たりませんが・・・
ブラック・タロン

  1. 私もSMGベースのもの(スターリングとか)ぐらいしか知りませんが・・・
    なんか密造銃か何かで、そういうものがあったような気がしますが、よく覚えていません。
    確かスライドオープン状態でトリガーを引くと、スライドが前進、激発したような・・・
    それも漫画か何かの設定と、記憶がごちゃ混ぜになっているかもしれないのがアレですが(^^;
    まぐまぐマグロ

  2. ちゅーか、普通の拳銃の形でオープンボルト式って、異物とかがモロに入り込んでしまいそうで
    よっぽどキワモノでないと製品にならないと思います。
    せめてスライド部分にガワをつけないと・・・ってそれじゃSMG風味だし・・・うーむ。
    まぐまぐマグロ

  3. >.自動拳銃の中でオープン・ボルト(ブリーチ)の製品

    生まれがSMGからの発展型でなく、オリジナル・セミオートハンドガンと拘るなら、
    まともなメーカー製の物では存在しません。
    これはSMGが、なぜオープン・ボルト(ブリーチ)・ファイヤーにするのか、
    そして長所、短所を考えれば解る事であります。  ブラック・タロンさんなら、御理解していると考えます。

    では、まともなメーカー製でなければ、存在するのか?・・・・ 恐らくYES。
    御指摘の日野・小室しかり、又、私の知人曰く、「近年米国で市井のガンマニア製カスタムメイドの物、
    或いは無印メーカー製サタデーナイトスペシャル(.22口径)で見受けられ、いつのまにか消え去って行った。」と言う事です。
    残念ながら、それらの詳細は不明です。

    軌跡の発動機?誉

  4. 試作品なのか,それともアイディアだけなのか不明ですが,まともなメーカーが昔,考案していたようですよ.1902年にドイツのベルグマン社でシュマイザーがオープンボルト方式のセミオートハンドガンの特許を取得しています.バレルの上にリコイルスプリングがありブローニングのM1900にやや似た形状で,固定ファイアリングピン,固定バレルのシンプルなものです.
    このハンドガンは"GERMAN HANDGUNS"という本で紹介されています(情報は少ないですけど・・・).


  5.  ほぼ予想通りではありましたがご回答いただきありがとうございます。
     オープン・ボルトはスライド(ボルト)が後退して保持された状態から射撃サイクルが始まるわけですから、その後退分のクリアランスを取って銃本体を設計しなければならないわけで、サブマシンガンとかならともかくサイズが制約される自動拳銃で採用しようとすると色々無理(銃の重心バランスの悪さ等)が出てきますよね(^^ゞ 筒型レシーバーにボルトが完全内蔵されるならともかく、一般的なスライド式だと尚更。そしてそれだけの無理に見合うだけのメリットがオープン・ボルトにあるのかというとそうでもないわけで・・・
     日野・小室式自動拳銃はこの点では上手くデザインを纏めた感があります。ブローフォワードというある意味強引なメカを採用したためでしょうか。銃自体の性能は芳しくなかったようですが・・・

     そーいえば、手元の資料をひっくり返してみたら、英SOEが第2次大戦中にコルト・ウッズマンをベースにオープン・ボルトに改造した試作マシン・ピストルという代物がありました。コルト・ウッズマンの重心とフレームを流用し、後部フレームにレールを継ぎ足してスライドの後退クリアランスを取った見るからにバランスの悪そうな外観です。オープン・ボルトですがハンマーによって前進する可動式撃針を備えていました。
    ブラック・タロン


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