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2089 グランドパワー誌02年10月号P106に、クルスク戦で放棄されたフェルディナントの写真が掲載されています。
そのキャプションに「迫撃砲から発射される火炎瓶式弾薬、フガス地雷」と言う言葉がありました。
各種サーチエンジンで「フガス地雷」を検索してみましたが、対人地雷の意味で使われているらしい2件しか見つかりませんでした。
火炎瓶式と言うからには、油脂系の焼夷弾のように思えるのですが、写真の着弾部分を見ると白くなっており、黄燐系の煙幕弾みたいに見える、しかし地雷だしで考えが煮詰まってしまいました。

独ソ戦でソ連軍が使った「フガス地雷」の詳細を教えて下さい。
気になるんです

  1.  アーマーモデリング誌28号に、邦訳も楽しみなフロントヴァヤ・イリュストーツィヤの著者、マクシム・コロミーエツ氏によるクルスク戦の記事があり、そこには「10〜50kgの爆薬入りフガス地雷」(当の第654重戦車駆逐大隊の戦区)とあります。足まわりもひどく破壊されているようですし、普通の地雷ではないでしょうか。同じくクルスク戦の第39戦車連隊のパンター101号車も「フガス地雷」で転輪・履帯を破壊された、とあります。
    バツ

  2. 実はフガス(Fougasse)をそのまま翻訳ページで翻訳すると「指向性地雷」と答が出てきたりします(笑)

    ルージュ

  3. バツさん、ルージュさん、レスありがとうございました。
    GP誌のフェルディナント(車体番号502)の写真なんですが、着弾跡が戦闘室の右側面と後部のニ箇所、共に上下の中央よりやや上にあるんです。
    埋設型じゃこんな所に跡は残らないだろうし、歩兵の投擲なのかなぁ。
    気になるんです

  4. >3
    私も気になって調べてみました。

    http://tewton.narod.ru/history/istor-min-sneck.html
    ↑Flame Mines の項にそれらしい記述がありますが、火炎瓶の事をさしているように思えます。
    ルージュ

  5. >4
    ご紹介頂いたページを拝見しました。
    ロシア人がクルスクで使ったトリップワイヤー式の埋設型火炎放射器ですか。
    =フガス地雷の記述が無いのが残念ですが、大変面白く感じ、また興味を惹かれました。
    文章を書いたMajor William C. Schneck氏で検索した所、Flame Minesのロシア人がクルスクで云々の部分は原典が
    The History of the Panzerkorps Grossdeutschland, Volume 2 , by Helmuth Spaeter, J. J. Fedorowicz Publishing, Winnipeg, Canada, 1995 edition, page 121.
    なのが確認できましたので、これを購入して…
    ああっ、言語の壁が。どこかで翻訳本出ないだろうか。
    気になるんです


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