グレネードランチャーの初速は通常 150〜200m/s、「高初速型」と呼ばれるタイプでも 250〜300m/s 程度ですから、運動エネルギー型の徹甲弾の使用には向きません。
ささき

　現在の37mm〜40mm級グレネード弾薬には、一般的にイメージするような徹甲弾的な弾頭はないと思われます。この手のグレネード弾は重量のある榴弾を低腔圧で発射するため、徹甲弾に使えるほどの初速が出ません（例：自衛隊の96式40mm対人対軽装甲擲弾は初速235ｍ／秒、.45ACP弾並みの低初速。米軍規格の40mm弾は手元に資料なし）。
　特殊弾頭であれば貫通式の催涙ガス弾や発煙弾がありますが、これとて一般家屋のドアや薄い壁をぶち抜く程度のものです。

　なお、このクラスの40mmグレネード弾で対装甲用となっている弾頭は基本的に成型炸薬です。
ブラック・タロン

40�oクラスの成型炸薬弾はどれぐらいの貫通力があるのですか？
みどり

3>
dual-purposeですが、下記なんかですと、着弾角度0degで2インチです。

・M430 HEDP (high-explosive, dual-purpose)
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/m430.htm

下記を見ても、純粋なHEATは見つかりませんね。
ない、ということでしょうね。

・40-mm Cartridges
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/40.htm
いちのへ