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2054 この質問は、戦史・歴史のカテゴリになるのかも知れませんが、プロイセン・帝政ドイツ軍のトレードマーク?のようなスパイク付ヘルメットについて、何時から制定されたのか?(ナポレオン戦争当時までは被っていなかったようですが)材質はどのようなもので構成されているのか?(近代的な防護機能は無いと思いますが)
どなたか詳しくご存じの方教えていただけないでしょうか
黒太子

  1. 不確定情報で申し訳ないのですが、あのヘルメットは「ピッケルハウベ」といい、黒革製、1854年制定だそうです。 ちょうど帝国主義の最盛期、フランスはこのころ第2帝政期(甥のナポレオン3世の時代ですね)イタリアはヴィットーリオ=エマヌエーレ2世を頭に統一運動に燃え、クリミアで列強各国が争った時代ですね。軍帽の視点でみれば、シャコー帽やマイター帽、トライコーンのように大きな帽子から段々とケピ帽のように小さくなってくる流れと第一次大戦以降のヘルメットの使用との調度中間に当たる時期のことです。
    紅葉饅頭

  2. ご回答ありがとうございます。実は第2帝政期(いわゆるビスマルク時代)の政治・軍事史に興味がありまして関連の書籍があれば買いあさっているのですが、どうも日本では関心が薄いのか、軍事・装備を扱った書籍はナポレオン戦争時代と第2次大戦はけっこう豊富なのにその間(クリミア戦争・プロイセン−デンマーク戦争・普襖戦争・普仏戦争等々・・・)はあまり目にしません。それで回答して下さった「ピッケルハウベ」は「黒革製」ですか?これでは第1次大戦では生き残れないですね。映画「西部戦線異常なし」ではなんの説明もなしに近代的なドイツ軍ヘルメットに変わっていました。
    黒太子


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