砲兵師団は榴弾砲等の火砲を扱う部隊、機甲師団は戦車部隊、機械化歩兵師団はハイテク装備(電子戦)を駆使する部隊(?)と思います。私の戦争の考え方は第二次世界大戦が基本なので機械化歩兵師団に関しては誰か詳しくお願いします。
秋月

　要は、師団の主力になる部隊の違いです。

　砲兵師団は、砲兵が主力の部隊（いまは師団編成の砲兵と言うのはあまりありませんが）で機甲師団／戦車師団は戦車部隊が主力の諸兵科連合部隊の師団規模のもの、歩兵師団は歩兵部隊が主力の諸兵科連合部隊の師団規模のものです、機械化とつく場合、歩兵部隊の移動手段が装甲車等で機械化されていることを指します。
　その他にも山岳、空挺、海兵など色々ありますが、編成、用途、規模は各国でまちまちです。
ｏｏｉ

米軍のばあい、機械化歩兵師団と装甲師団は編成上違いがありません。
居眠り将軍

確か陸自が８９式歩兵戦闘車を導入したあたり「機械化」という言葉が頻繁に
出てきて、９６式装輪装甲車で「念願の完全機械化へむけ・・・」みたいな表
現があったようなので、自衛隊では装甲車両を装備した普通科のことを暗に「機械化歩兵」と表現しているような気がします。

どうぞ

　自衛隊の場合、７師団は機甲師団、１２旅団は空中機動旅団
その他の師団・旅団・混成団等は機械化師団となります。
自動車化師団と言った方が解りやすいかな？
　機甲師団はその主戦力が戦車で、歩兵（普通科）はそれに随伴するため装甲車等に乗車します。
戦車機動に対処するため、砲兵（特科）も自走砲となります。
　陸上自衛隊は基本的に歩兵師団です。
戦術移動手段が自動車（高機動車、トラック）か、装甲車（ＩＦＶ、ＡＰＣ）か、航空機（ヘリ）の違いだけです。
歩兵師団は戦術移動手段は”足”ですけど。
　砲兵師団は火砲（榴弾砲等）を主戦力とし、歩兵・戦車師団の支援に切り売り（連隊又は大隊単位）され、又は方面軍の作戦支援のため数十Ｋｍにおよび布陣します。
こば

>5
>その他の師団・旅団・混成団等は機械化師団となります。
いや、歩兵師団さ。
機械化師団といえるのは第２師団ぐらい。
まあ、高機動車（軽装甲機動車）化された第１師団とか第３（第４）師団なんかは「自動車化師団」ですね。

機械化歩兵師団：歩兵の移動方法が装甲人員輸送車（ＡＰＣとかＢＴＲ）か歩兵戦闘車（ＩＦＶとかＢＭＰ）による師団で、歩兵が主力の師団（戦車部隊ももちろん持っています）

砲兵師団：砲（通常は支援のための榴弾砲）主力の師団。現在はないんじゃないかな。

機甲師団：戦車部隊が主力の師団。戦車部隊のみの場合もあるが、通常、ある程度の機械化歩兵部隊と、機械化砲兵部隊などを併合している。別名「戦車師団」

といことで、機械化師団と機甲師団は非常に似ています。歩兵部隊の比率が多いと機械化師団、戦車部隊の比率が多いと機甲師団と考えて良いと思います。（ドイツでは、内容的には機械化なんだけど、伝統の名称で「機甲（戦車）」としている部隊もあります）
砲兵師団は待ったく別物です。砲兵師団内には、歩兵部隊も戦車部隊もありません。

はいどーも