2028 |
最近、巷では打ちっぱなしミサイルが盛況のようですが、有線誘導についてお聞きします。 1.有線と言うからにはミサイルを操縦する線が繋がっていると考えてよいのでしょうか? 2.1がYESの場合=どうしてミサイルのロケット噴射とかで焼けないのでしょうか? また、途中で引っかかったりして切れちゃわないのでしょうか? そんな長いケーブルはどこから出てくるのでしょうか? 最近は光ファイバーとか言われますが、あれはすごくデリケートなもので急に伸ばしたりするとすぐ断線しますがどうなってるのでしょうか? 3.1がNOの場合=お馬鹿ですいませんでした、ではどういう仕組なのでしょうか? お願いいたします。 エセ軍ヲタ |
- 1 はい
2 噴射熱、引張強さは設計で考慮しているはず。引っかかれば切れます。射手はそこを訓練するはず。ミサイル本体に糸巻きリール状に収容。当然、断線しにくい光ファイバーを使用。しかしこの問題のため、あまり高速のミサイルには適用不可能。対戦車ミサイルの場合が多い。
初心者による初歩的な回答です。おそらく「ミサイル 有線誘導」で検索かけたほうが詳しいのではないでしょうか?
タンジェント
- どうもすいません。
有線誘導ミサイルの種類は出てくるんですが、なかなか仕組みまで解説してるサイトが無くて・・・。
エセ軍ヲタ
- TOWやHOTなどの第二世代型対戦車誘導弾は光学誘導ですが、横風修正のためにワイアを曳いています。
居眠り将軍
- TOWの場合発射した瞬間に切れるものもあります。
その場合、制御不能の不軌弾となってその辺をゴロゴロ転がり回ります。(火を噴きながら)
おかげで1発撃つたびに消火活動を・・・
TOW2Aだと更にその割合が高くなります。
KOBA-P
- >3
ちょっと違うと思うよ。
サガーもTOWもHOTも基本的には誘導のための信号を送るワイヤ(送信線)です。
ただ、第1世代であるサガーや64式MATは目標に射手のジョイスティック信号で誘導するのに対し、第2世代のTOW、HOT、79式重マットは照準手が狙っている位置にミサイルが命中する様にコンピューターからの誘導信号が出るだけ。
要するに手動かオートマチック(自動誘導)かの違いですね。
自動誘導(実際は半自動なんだけど)の手段として、光学装置使うんですけど、光学誘導と言ってしまうと、ニュアンスが違うような気がします。
MPMS(96式多目的誘導弾)などは、画像による誘導なので光ファイバー使ってます。最初は、結構切れたみたいですね。
はいどーも
- 79式重MATに使われている誘導ワイヤーは習志野にある鈴木金属工業と
いう会社が作っているのですが、非常に優秀なワイヤーで米国からも
注目されたそうです。
AP1
- いつも気になっているのですが、そういう有線誘導のミサイルは着弾後、ワイヤーはどうするんですか?
巻き取るんでしょうか?それとも切り離してしまうのでしょうか?
カズヤ
- 珍しい例(だと思います)としては、アメリカのドラゴン対戦車ミサイルの推進システムはミサイルの機体の周囲に装備された30対の小型ロケットモーターから構成され、誘導信号によりこの小型ロケット群が制御される仕組みになっております。
http://www.index.ne.jp/cgi-bin/missile?fgm77
こをり
- いつも気になっているのですが、そういう有線誘導のミサイルは着弾後、ワイヤーはどうするんですか?
巻き取るんでしょうか?それとも切り離してしまうのでしょうか?
カズヤ
AHのTOWの場合、弾着後、切り離します。
そして回収します。 隊員さんの手作業で。
細いとはいえ、結構強靱です。
首に絡まって引っ張られると皮膚が切れます。
演習場の弾着地の外から撃ち込みますので、一般の部隊が通る道路を横断しますので回収が必要なんです。
リールは段ボール箱を分解した板っきれです。
その後、可燃ゴミとして処分します。
良く燃えるんですよ。ワイヤーって。
線香花火みたいに火花を散らしながら燃えます。
KOBA-P
- たしかにミサイルにある程度引っ張られても切れないで熱にも耐えらるとなるとかなり丈夫じゃなきゃダメですね。
しかし手作業で回収なんですか
なんかローテクですね(笑)
カズヤ