2013 |
初めて質問します。 陸自の総合火力演習を見ているとファントムやコブラが出てきますが、あんな古い兵器を未だに使っているのには何か深い訳でもあるのでしょうか?素人目には「古い兵器=ポンコツ=性能が劣る」ということで有事の際は単なる敵の新鋭機の餌食になるだけのような気がしてすごく不安なのですが。それに先進国でありながらそんな装備では他国の観戦武官に笑われてないのかな? 炭素ユニット |
- F4EJ改やAH1Sをポンコツとは、言い過ぎのような気もしますが(笑)。
別に深いわけなんてないんじゃないでしょうか。F4ならドイツもイスラエルもまだ使ってます。AH1は攻撃ヘリとしてはまだまだ高い性能をもっています。
それに「敵」にもよりますでしょう。
日本が戦う可能性のあるにF4EJ改(改修によって性能もかなり向上したモデル)で絶対太刀打ち出来ない飛行機を、F15Jだけで対処できないほど大量に配備している国ってありますか?
どんな装備をもつかは、外国に対する見栄ではなくて、本当の必要性からのみ判断されるべき事でしょう。
居眠り将軍
- そうだとすれば、
イラクにコブラ(正確にはスーパーコブラですが)を実
戦投入しているアメリカ合衆国は、世界中のもの笑いに
なってるような気がするのですが。
ロケット弾を発射している映像が世界中に放送されて
しまいましたから。
イスラエルも「古い」コブラを実戦投入してますね。
資料に当たったわけではないですが、自衛隊がAH-1
を導入した当時は、陸続きのNATO諸国の多くでも、
専門の攻撃ヘリでなく、汎用ヘリに武器を搭載できる
ようにした武装ヘリで我慢してたような気がしますし、
F-15戦闘機を保有するわずか4国のなかでも、Fー15の
空自戦闘機全体機数に対する比率はかなり高いのではない
でしょうか。
(あんなにたくさんFー15を持った国と戦争はできんと言った
中国人政治学者がいたという噂を聞いたことがあります。)
陸JではAH-64攻撃ヘリの導入を決定したと聞きますし
、心配する装備は他の分野にありそうな気が
します。
又、せっかくの装備を使用する諸制度にも不備があるよう
ですよ。
せっかく興味をもたれたのですから、「心配事解決」
のためにも、攻撃ヘリや戦闘機と違う方面も研究され
てみてはいかがでしょうか。
SAW
- なるほど。諸外国の事情を知ると、陸自はなかなかのものだったんですね。恐れ入りました。
も少し精進します。
炭素ユニット
- 上にも書いたように、資料にあたった訳ではない
ので、裏を取って下され。
個人的には、陸自は攻撃ヘリの分野では、それなり
と思ってますが、ほんまかいなとか、その他の分野では
どうかとか、米国みたいな予算はないがどうすれば良い
のだろうかとか、装備はあっても法律とかはどうなって
るかとか、いろいろ調べる分野は出てくるのではないで
しょうか。
頑張って下され。
SAW
- それぞれ初飛行は古いのですが、少しづつ改良されています。
たとえば、AHの場合1.2号機は単なるOD単色でIFFの装備、TAC無線も無しでしたが、以降 対赤外線塗料による迷彩化、電子装置の性能向上など。
この時点では夜間攻撃能力は有りませんが、ワイヤーカッター付(キャノピーの上に角がはえたやつ)には夜間攻撃能力が付与されています。
他の国は戦争などで装備品が破壊されるので「新しいのを買って?」と言うと買ってくれるのですが、うちは戦争をしないので経年劣化による損耗が頼りになります。
性能が低下した。だけでは財務省が納得しないのです。
よって、米軍に比べ装備の更新サイクルは長くなります。
KOBA-P