1984 |
AKシリーズは構造が簡単で、いかなる条件下でも確実に作動し、分解整備も簡単。 らしいのですが、他の銃とそんなに違うものなのでしょうか? もしAKが特殊な構造なら、他の銃もマネして改良するのでは?と思うのですが・・ 何か特許でもあるのでしょうか? よろしくお願いします。 M-16 |
- 実際AKシリーズの機構を取り入れたものもありますが…
全てがそうなるわけではありません。なぜかと言うと
1.銃器の機構・特性はそう簡単に取り入れられない側面があるため。AKのメリットを真似すれば、ある程度AKと似たような構造、作りにならざるを得ません。しかし、かけ離れた構造・作りの銃であればそれは当然不可能です。
2.AKにはメリットもあるがデメリットもあるため。AKシリーズは一般に精度は高くはなく、重量は重い、操作性が悪い面がある…等々の欠点があります。全てを満たす銃では無いのです。
3.政治的要因。西側が東側の銃器デザインを採用する事はあまりなかったため(一部例外あり)。
結局、各国は自国の置かれた状況(予算、想定する戦場、工業能力、国際関係など)に合わせて取捨選択しています。
町田
- 韓国のK2、イスラエルのガリルなんかはAK類似の構造ですね。特にガリルなんかはかなりコピーに近いようです。
居眠り将軍
- 勉強になりました。
ありがとうございました。
M−16
- ちなみに他のAK系のほぼコピーに近い銃としては、フィンランドのワルメット(バルメ)社のRKm60系等が挙げられます。NATOとも旧ワルシャワ条約機構とも距離を置いた軍事体系を取るフィンランドは、最初にAK47をRKm57の名称で採用し、その後ワルメット社がAK47をベースに開発したRKm60系に移行しました。イスラエルのガリルもワルメット社の技術協力で開発されたといわれ、最初期のモデルはワルメット社から半完成パーツの供給を受けてIMIで組み立てていたようです。
ブラック・タロン
- AK47シリーズの最大の特長は、部品点数の少なさ。→低コスト・急造量産向きと思われます。 さすがロシア。
短所、ボルトの後退速度が速いから、当たらない。(単射でも命中精度がやや悪い。) という説もある様です。
軌跡の発動機?誉