1978 |
音響追尾型の対空ミサイルというのはあるのでしょうか? koi |
- そうするとマッハ1以上の速度は出せませんね。
hush
- じゃないわ。マッハ1以上の速度差があるとですね。失礼しました。
ミサイルの開発時には電波管制が可能になっていましたので、そんなメリットのない兵器は開発しないと思います。
日本陸軍が開発していた誘導爆弾は熱探知式だと開発者から聞いたことはありますが…。
hush
- そう・・・ですか。
ちょっとF−117撃墜用ミサイルというのを空想してみました。
koi
- WW2ドイツが試作していた地対空ミサイルのシュメッターリンクだったかライントホターだったか、オペレータによる目視誘導(つまりラジコン)+音響近接信管というのがありました。
ささき
- 過去レスの731(http://www.warbirds.jp/ansq/1/A2000731.html)にそのような記載がありますね。
hush
- 何の音を拾うかはともかくとして、飛行機とミサイルの移動速度は音速に対して無視できる
ような小さな値ではありませんから、ドップラー効果の影響がもろに出てきます。
するとミサイルは目標とする音の周波数範囲を幅広くしないと、飛行機が方向を変えたり速度を
変えただけで目標を見失ってしまうことになります。ところが、その場合目標とは全く関係のない
音を受信して誤動作する可能性も高くなることを意味するわけで、「音響近接信管」はともかく、
「音響追尾」は飛行機のような高速(音速に対して)で移動するに使うのはちょっと難しいのではないかと。
PT