1974 |
映画などで見るWW2の米軍の兵士は、ヘルメットのベルトを締めずにかぶっていますが、僕はあれは“かっこが悪い”とか、“つけ心地”の問題だと思っていたのですが、そのことを友人に言うと、爆風でヘルメットが吹き飛ばされた時、ベルトを締めていると首の骨を折るからと言われました。事実でしょうか? むとぽん |
- ヘルメット「だけ」が飛ばされる程度の爆風なら、
首の骨が折れるなんて心配は要らないんじゃないかなぁ。
とりすがり
- 『首の骨を折る』は聞いた事がありませんが、『首を傷める(鞭打ちのような状態)』ならば聞いた事があります。
『M1ヘルメットは、頭とヘルメットの間の空間が(皿型よりも)大きい為、爆風が入りこむと首を後ろに引っ張られ、首を傷める可能性がある』との報告が第2時大戦時に医療部署より提出されているそうです。
(チンストラップの正式な装着位置は顎ですので、首が締まる前に顎が後ろに引っ張られるという事ではないでしょうか)
米軍では、その対策としてチンストラップの金具を強い力で引っ張られると外れる物に変更します。
ただし、兵士達にチンストラップを外すように指導した資料というのを見た事がありませんので、兵士達が外している事とこの報告書との関連については分かりません。
また、実際にそのような事例(首を傷めた)があったかどうかも(私の不勉強の為)不明です。
ウエストモーランド
- とりすがり様、ウエストモーランド様、ご回答ありがとうございます。確かに首の骨が折れるとはいささか大げさだと私も思いましたが、訓練等以外ではストラップをちゃんとつけている兵士を見たことがなかったので、何かあるのでは?と深読みしてしまいました^^;
むとぽん
- 毎度蛇足で恐縮ですが、ボートレースの選手がかぶるヘルメットの場合、転倒時に入り込む水の圧力によって質問者様のご友人が仰るような首の骨が折れる
ことがあるため、一定の力以上で切れる(か外れるか失念)ようになっているそうです。
対して我々が日常よく目にするバイク用のヘルメットですが、引っ張りに対しては切れない強度が要求されるそうです。
TDM850
- テレビ映画で恐縮なんですが、「コンバット」の中で、
新兵がヘルメットのベルトを締めていると、「それじゃあ、
首の骨が折れるぞ。」とベルトを外させるシーンが
ありました。
wittmann