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1971 22LRだんは「ロング・ライフル」といいますが、とてもライフル弾には見えません。そもそもライフル弾の定義とは何なのでしょうか?
ご教授お願いします。
NEO

  1.  超乱暴に定義するなら、ライフル用の弾薬として使われるならライフル弾と呼んでもいいことになります。でも、それでは民間用の軽量カービン等に使われることがある9mmパラベラムや.44マグナム等もライフル弾と呼んでいいのか?ということになってしまうので、以下の要件がいわゆるライフル弾の定義として挙げられます。

    1/ボートテール等の尖頭弾頭を使用
    2/ボトルネック薬莢を使用
    3/燃焼速度の速い発射薬とそれに適合する雷管を使用
    4/拳銃弾とは特性の異なる装薬を使用するため初速・初活力等が大きい

     ただし、この要件が一部当てはまらないライフル弾(.30カービン等)も存在しますし、逆に拳銃やサブマシンガンでの使用しか想定されていない弾薬でもライフル弾的な外観と性能を持つもの(5.7mmX28等)があります。

     ちなみに、.22LRは.22ロングの強装版であり、本を正せばS&Wの初期のリボルバー用に開発された.22ショートが祖先です。よって出自そのものは拳銃弾なわけですが、民間向けの小動物猟用ライフルや競技用ライフルでも.22LRが使われています。
     こうした拳銃・ライフル双方に適用可能な弾薬としては、.22LRの他に.44-40等が知られています。
    ブラック・タロン


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